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ジョン・タイターはなぜ未来からやってきたのか?|その理由と彼が残した予言の数々

ジョンタイターという人物を聞いたことがありますか?

ジョンタイターは、突然ネット上に現れ、「未来から来たタイムトラベラーだ」という書き込みがありました。

ドラえもんの7つ道具の一つ“タイムマシン”は憧れの一つですが、そのタイムマシンが現実にあり、しかも未来からそのタイムマシンに乗って過去に来たという人物、ジョンタイター。

彼は一体何の目的で過去に来たのでしょうか?

信じるか信じないかはあなた次第!

今回は未来人ジョンタイターについて、まとめていきたいと思います。

ジョンタイターという人物

ジョンタイターとは、2000年に突如インターネット掲示板に「タイムトラベラー0」というハンドルネームで現れた人物です。そして「自分は2036年から来た」と書き込みがありました。

生まれは1998、性別は男性、国籍はアメリカ合衆国、自称タイムトラベラー、2036年の時点で38歳ということになります。

2000年11月に突然現れ、約4ヶ月間ネット上に書き込みを続け「任務が終わった」との言葉を残し未来に帰っていったそうです。

何が目的だった?

ジョンタイターのいる時代の2036年の2年後、「2038年問題」の対応のために2000年に来たそうです。

2038年問題とは、UNIX環境で運用されているシステムにおいて、2038年1月に時間時計の値がオーバーフローを起こしコンピューターが誤作動を起こす可能性があるという問題。

この2038年問題を修復するためには「IBM 5100」というコンピューターが必要だということがわかりました。しかし、2036年にはすでに「IBM 5100」がなくなってしまっていたため過去へ取りに来たらしいのです。
そして、なぜジョンタイターが選ばれたのかというと、彼のおじいさんが「IBM 5100」の開発に携わっていた人物だったらしく、その繋がりから選ばれたのだとか。

そして、ジョンは2000年に来る前に1975年の時代へもタイムスリップ!

その頃のおじいちゃんに会ってきたのでしょうか?

関係あるかは謎ですが、1975年はビル・ゲイツとポールアレンによって“マイクロソフト社”が設立された年です。

1975年に行った目的としては、ある重要人物に会うためだとされています。

その重要人物がジョンのおじいちゃんではないそうですが、誰にあったかは一切明かされていなく謎のままとなっています。

その後、ジョンは1998年へ行き自分の家族に会い、一緒に暮らしていたそうです。

映画やアニメでは過去や未来の自分に会うことは良くない!と言っているものが多い気がしますが。

実際は違うんですね・・・

ただ家族に会いに行ったのではなく、その時の「2000年問題」から家族を守るためだそうですね。

その2000年問題というのが、当時のコンピューターは数字の下2桁のみで処理していたことが多く、1999年から2000年に変わるということは、99から00へ切り替わることになるためデーターベース上で順序が狂うと予想され、重大な問題が起きるのではないか?と問題視されていました。(Y2K問題ともいう)
しかし、特に何も起きなかったそうです。

何も起きなくてよかったですね〜

そこから2000年にタイムスリップしてきたジョンは、掲示板に突如として現れ、色々な予言?を書き込んでいました。

ネットの書き込みとは

ネット上に突然“未来からきた”と言われても、誰もがウソだと思いますよね。

初めから信じる人はまずいないでしょう。

そして特に日本人は怪しい人にはあまり食いつかないと思いますが、やはり国の違いなのかアメリカでは色々な質問がネット上で上がったみたいですね。

・2036年からやってきたタイムとトべラーであること
・過去に来た理由
・アメリカ政府崩壊をきっかけに始まるという2015年第3次世界大戦
・2020年の日本地図は3つに分裂していて、首都は東京ではなくなる

などなど・・・

様々な予言などが書き込まれていたそうです。

では、なぜここまで話題になったのかというと・・・

たくさんの予言が書かれた中で、こんなにも話題になることはあまりありませんよね。

しかし彼の中に現実味のある話があったのです。

それは、2000年において世界中で限られた人数しか知り得ない情報を知っていたのです。

そのことから、「ジョンタイターは未来からやってきたタイムトラベラー」ということに真実味が出てきたというわけです。

その情報というのが、「IBM5100」でした。

このコンピューターについて、IBM社内の人間ですら数人しか知り得ない情報を知っていて、その情報をネットに書き込んだことから、IBM社に問い合わせが殺到しました。

この問い合わせによって、IBM社はこのコンピューターのモードを認めざるおえなくなった、ということになります。

IBM5100に隠された情報とは?

ジョンタイターが過去へ来た目的がIBM5100の回収でしたね。

このIBM5100には「エミュレーター」と呼ばれる特別な機能が、初期ロットの一部のみに搭載されていたのです。

現在では「ノイマン型」と言われる全てのコンピューターに搭載される言語以外のもの、つまりプログラミング言語のようなものですね。

そしてこれまでに開発されてきた全てのコンピューター言語を解読し、ベーシックなものに変換することができる機能だそうです。

つまり、今までの解読できなかった暗号のようなものを、今の言語に変換する機能のことです。

この機能は、公開されていた情報ではなく、当局(この機能を作った機関)の命令により内蔵された機能だったのです。

そんな機能が、1970年当時に開発されていたなんて誰も知り得ないことでした。

しかし実際、現実的な話でこの機能が搭載されていて、ジョンタイターはこの事実を知っていたということでIBM社は会見でこう発言しています。

「ジョンタイターという自称タイムトラベラーがなぜこの特殊機能を知っていたのか、私たちにはわからない」

と語っています。

その他の予言について

そして、彼が語ったその他の予言、第3次世界大戦が2015年に起こることについてもお話ししたいと思います。

よく過去を変えると未来も変わってしまうということを聞きますが、彼の話からすると世界線がいくつも存在し、彼がIBM5100を持ち帰ったとしても彼のいる世界には影響がないということなのです。

ということは、今回彼が予言した第3次世界大戦や日本分裂といった予言は、彼が育った世界とは別の世界線ということなのでしょうか?

実際は、戦争も日本分裂も起きていませんね。

この予言が外れたとしても、自分に避難が向かないように予防策を取ったのか、この話が事実なのかはわかりません。

日本が分裂するという予言では、北海道・青森・秋田の一部は「蝦夷共和国」、東北地方・関東地方・新潟東半分は「政府管理区域・立ち入り禁止区域」、それ以外の場所は岡京(オカキョウ)を首都とする「新大和皇国(シンヤマトコウゴク)」という内容でした。

これはかなり衝撃的すぎますね。

ちなみに「岡京」というのは、岡山にできる新首都の名前です。

2011年に起きた震災の予言とも取れる内容ですよね。

政府管理区域というのも、なんだかそうなり得たかもしれない内容なのでゾッとしますが、彼の話からすると、どこかの世界線ではそうなっているところもあるのかもしれません。

ジョンタイターは元の世界に帰った?

ジョンタイターはネット上に突如として現れ、目当てであった「IBM5100」を手に入れ、初めの書き込みから4ヶ月後の20001年3月に、

「予定の任務を完了した」

との言葉を残し、ネットの世界から姿を消したそうです。

姿を消したというより、書き込みをしなくなったので元の世界に帰ったのではないかと思われます。

その後も彼がネットに書き込んだ数々の予言は残ってたそうですが、現在はどうなのかは不明です。

まとめ

今回はジョンタイターについての内容をお話ししましたが、タイムマシンを開発することができるのであれば、夢のような話ですが2038年に起こるという「2038年問題」がどうなってしまうのかも気になります。

「IBM 5100」を持ち帰ったことで問題は解決したのでしょうか?

そして第3次世界大戦は私たちの世界では起こることはありませんでしたが、どこかの世界では起こってしまっているかもしれません。未来を知ることは怖い反面、知りたい欲もあります。

もしかしたら、未来人はジョンタイターだけでなくたくさん過去へ来ている可能性も否定できません。

2021年のオリンピック開催も気になるところです。