【投稿者:skrさん】
「NNN臨時放送」とは日本テレビ系列のニュースネットワークが放送していたとされる番組とのこと。
その放送内容はゴミ捨て場の様な場所を背景に暗い曲と複数名の名前が羅列されたエンドロールが流れた後に「明日の犠牲者はこの方々です。おやすみなさい」という一言で終わるという不気味なものになっています。
放送時間は深夜帯であるらしいですが実際に番組を見たという証言はあれど、録画等の証拠が出回ることは無く、ネット上にある動画は全て再現された動画らしいです。
この都市伝説はネット掲示板に投稿されたレスが初出との事なので作られた話である可能性は高いですが、私も見たという発言もちらほら見られる事から真偽の程は謎となっています。
都市伝説の考察としては、日本航空123便墜落事故の際、実際に行われた搭乗者名簿の読み上げと混同しているのではないのかという説や、栃木テレビにて放送されている「おくやみ」という番組が都市伝説の内容と類似点があるために、そこからインスパイアを得て創作した話説があります。
似たような都市伝説に「踏切ヒトガタ」という物があります。踏切か黒の単色を背景に白いヒトガタが点滅。その際にはカンカンという効果音が「流れ地球上では2秒に1人が亡くなっています」というテロップやナレーションが付けられているそうです。
コチラの都市伝説も前述同様録画は出回って居らず、けれども私も見たことがあるという発言が時々みられる為に真偽は不明となっています。
昭和後期から平成初期の頃には既に番組の録画に関してのハードルはさほど高く無かった様に思います。にも関わらず録画が一切出回らない時点で若干創作の匂いはします。
深夜帯とはいえ「明日の犠牲者」なんて言葉を使ってしまえばクレームも入る気もしています。
しかしながら、私も見たという発言も少なくない事から何かしらの元となる放送があった事は間違いないのだろうと考えて居ますが、もし実際に放送されていたのだとしたら一体どんな意図があったのか考えただけでも興味が尽きない都市伝説ですね。
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