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ご存知ですか?日原鍾乳洞が関東屈指の「行方不明スポット」である驚愕事実【都市伝説】

【都市伝説】ご存知ですか?日原鍾乳洞が関東屈指の行方不明スポットである驚愕事実。表の顔と裏の顔を徹底紹介!

【投稿者:芝猫さん】

東京都奥多摩町……新宿から青梅街道をひたすら車で走れば2時間ほどで到着できるという比較的アクセスの良い環境から、年間を通して多くの観光客が訪れます。

数多くの観光スポットが点在している奥多摩町ですが、今回ご紹介する『奥多摩 日原鍾乳洞(にっぱらしょうにゅうどう)』については関東最大級の鍾乳洞ということもあり、比較的有名なスポットのひとつです。

しかしこれがただの観光スポットであるのなら良いのですが……。

実はこの鍾乳洞……関東屈指の観光スポットである反面、関東屈指の行方不明スポット、さらに言えば心霊スポットとしての側面も持ち合わせているのです。

日原鍾乳洞
日原鍾乳洞の不気味な入り口

そんな日原鍾乳洞で起きた、一つの事件

今から15年ほど前の夏、ある家族から青梅警察署N駐在所に捜索依頼の通報が入りました。

話によれば夏の暑さを凌ぎに(鍾乳洞内は年間を通して10~12度を保っている)家族4人で日原鍾乳洞を訪れた際、三途の川(さんずのかわ / 日原鍾乳洞内部にある有名なスポット)付近を最後に、夫である52歳の男性が行方不明になってしまったとのことでした。

内部は起伏が激しく捜索は難航しましたが、捜索隊が三途の川付近を調査していたときにこの男性と思われる右腕部分を発見し、警察は行方不明事件から殺人事件へと切り替える方針で捜索を続けました。

日原鍾乳洞の三途の川
右腕が発見されたという「三途の川」近辺

しかしこの事件は家族の想いとは裏腹に、アッサリと終わりを迎えてしまいます。

警察は鍾乳洞という特異な環境下における殺人が極めて困難をきわめることから、男性自身の「不慮の事故」として報告書をまとめてしまったのです。
その報告書の一部を抜粋します。

——報告書——
▼男性は進入禁止区域へと足を踏み入れ、足場の劣悪さによる転倒及び滑落をした可能性。
▼体が切断される現象においては岩盤の鋭利な箇所に体が触れた可能性。過去においてロッククライミングやスキー場などの転落事故時に実例あり。
▼体の他の部分は野性動物が運びだした可能性。
▼鍾乳洞の出入り口はひとつしかなく、防犯カメラも稼働していたことから殺人犯が潜伏していた可能性は低い。又、鍾乳洞内の環境を考慮しても長時間の潜伏は不可能。

これらの報告書に対して当然ながら家族は捜査の継続を警察に依頼しましたが、かえって直前まで男性と一緒に行動をしていたこの家族が容疑者なのではという疑惑をかけられてしまいます。
(ちなみにその後の調査で失踪した時間と内部のカメラから照らし合わせて、この家族の犯行は不可能との見解がなされています。)

しかしこの事件は 多くの不可解な部分を残しています。
その不可解な部分とは……

男性の右腕部分以外の遺体が全く発見されない。それどころか周囲に血液がほとんど付着していない。

②発見時、男性の右手は比較的大きな岩盤の突起物を掴んでおり、ちぎれていた腕の断面は綺麗な切断ではなく引きちぎられたようになっていた。

③男性の残された体を持っていけるような大型の野性動物は入ってこれない。小型の野性動物では少なくとも何かしらの遺体の部位が残るはず。

④男性の腕は、壁に空いていた直径60cmほどの横穴から外側に向かって置かれていた。つまり横穴から外に出ようとする形で置かれていた。しかしその小さな横穴からは男性の体が外にでる事は不可能。

この横穴は本来封鎖されているのだか、このときだけはなぜか板が外されていた。(その後の調査ではしっかりと板で封鎖されている)

これらを考慮しても、警察がまとめた単なる不慮の事故とは到底考えられません。

日原鍾乳洞の横穴
事故現場付近にあった横穴には侵入禁止のネットがかけられていた。果たしてここが?

そこで家族はあることを思い出します。それは鍾乳洞内における「防犯カメラ」の存在です。

もちろん警察もすでに確認済みなのは承知の上ですが、これを見ることで少しでも何かの情報を得られるかもしれない…………家族は藁にもすがる思いで日原鍾乳洞を管理している管理棟に向かいます。

出てきた管理人さんに事情を説明し、とりあえずは防犯カメラの映像を見せてくれるとのことでしたが、いまいち管理人さんの反応がパッとしません。

管理人「本当に見るんですか?見るのは構いませんが、あまりオススメできません。」
家族「どうしてですか!?」
管理人「いやぁ、私にも分からんのですよ。ご家族の不幸ですから出来れば協力してさしあげたいのですが、どう説明したらいいものかと。警察の方にもお見せしたのですが、、、何も聞いていませんか?」

一抹の不安を感じた家族でしたが、ここから先に進まなければ何も進展しないと考え、当時の防犯カメラの映像を見せてもらうことにしました。

……………。
……………………………………。

家族「あっ、あなた!!」

そこにはまだ生きていた頃の男性の姿がハッキリと映っており、生き生きとしたその姿を見て思わず家族の目にも涙が浮かびます。

管理人「問題はここです……。」
管理人さんはおもむろにある地点で動画を一時停止し、最後尾を歩く男性の後ろを指差します。
家族「!?」
管理人「お分かり頂けましたか?」

管理人さんが男性の背後を拡大していくと、そこに映っていたのは白く痩せ細った腕をもち、体は線をひいたように長く、目や口は黒く丸い ”老婆のような何か” でした。そしてあろうことか、その異質な物体はカメラに気付きずっとコチラを見ているのです。


家族「うわっ!!!」

あまりの不気味さに家族は思わず声をあげます。
そしてその細く長い体の元をたどっていくと、、、男性の右腕が発見された横穴がありました。
そして、そこから”老婆のような何か”の体が這い出てきているように見えたのです。

家族「っ!!!?」
家族「……あれは……!?」

その後、この事件がきっかけなのかは不明ですが、封鎖すべき横穴にはすべて鉄で出来た頑丈な柵が設置されるようになりました。

あのときカメラに映った異形の者は一体何だったのでしょうか? 本当にそれは男性を襲ったのでしょうか?

そして事件は…現在も解決されていません…。

……三途の川……
それはあの世とこの世の境界線。
男性が必死に岩盤を掴んでいたのは、冥界に連れていかれることを防ぐための最後の力だったのかもしれません。


KEIJIN

これは……どこまでが事実なんだろう。

最後の『老婆のような何か』が出て来たあたりの描写がイメージしずらかったんだけど、心霊的な何かが写ってたって事ですよね?

ちょっと怖いし、謎が残ります。

あと日原鍾乳洞についていろいろ調べてみたのですが、確かにこの付近一帯で行方不明事件が起こってるのは間違いないみたいですね。

入り口付近に『行方不明者の目撃情報』を募った看板が建てられていたという話は有名なのですが、これも実際にあったようです。

ちょっと怖いですが、是非『日原鍾乳洞』をこの目で確かめたくなるもなりますよね。

皆さんも機会があれば、ぜひ日原鍾乳洞に行ってみてください。

くれぐれも暗闇の穴には落ちないように。。

編集長満足度:星4★★★★


【2019年9月追記】
FM都市伝説取材班が日原鍾乳洞の実地調査を行いました。
はたして事件に進展があったのか!?詳細は下記記事にて。

真相やいかに

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1件のコメント

怖いーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

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