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【実話】姉を苦しめる人たちがどんどん死んでいく話

守護霊

【投稿者:いちまきさん】

これは、当時社会人になりたての私の姉の周りで起こったちょっと奇妙な話です。

学生時代、姉はすごく地味で真面目な人でした。
頭のいい高校に進学し、バイトもした事がなく、ストレートに正看護師へとなりました。
そんな姉は以前、霊に詳しい知り合いに「守護霊に祖母がついている」と言われたことがあったそうです。

私たちの祖母は、生前は嫌われものでした。
ですが、初孫だった姉を溺愛しており、祖母も看護師を目指していたため、姉が看護師になる事をめちゃくちゃ喜んでいたようです。
しかし、家族では嫌われものだった祖母は特に息子(私と姉の父親)と仲が悪く、死ぬ間際まで「死んだら呪う」と言っていた怖い人でした。

姉には高校3年の頃に初めて付き合った彼氏がいました。
彼氏は2歳年上の社会人だったそうです。
顔はケミストリーの堂珍に似たイケメンで、かなり喜んでいました。
その彼氏は少し派手目な性格で、車いじりが大好きだったそうです。

姉は、彼氏にどっぷりとハマりまくっていて、部屋にはケミストリーグッズが溢れていました。
そんな状態が一年くらい続いて、姉も高校を卒業し無事に就職も決まった時の事です。

看護師と言えばお給料がめちゃくちゃ高いというのは有名な話です。
姉が看護師になり稼ぎだすと、彼氏がお金を借りてくるようになったそうです。

姉も初めは貸していましたが、返してもらえないことが多くなり徐々に不信感を抱き、仲が悪くなり、喧嘩で破局してしまったそうです。
ですが、貸したお金もあるので連絡をするけれど、返事は無かったそうです。
友人に間に入ってもらっても連絡が取れないとの事でした。
「お金が返せなくなって、逃げたんだろうね」と話していました。

それからしばらくしたある日の朝、母親がおかしな事を言い出しました。

「黒い影が階段を上がってきたんだけど…」と。

早朝にふと目が覚めた母親が部屋から出ると、家の中にある階段を影のようなものが上ってくるのを見たと言うのです。
初めは家族の誰かの影だと思ったそうですが、皆に聞いても誰も心当たりが無く「気味が悪いね…」と話をしていました。

そんな出来事があった翌日…

姉の元に、元彼が死んだという知らせがきたのでした。

高速道路の入り口に激突した単独事故で車が炎上し亡くなったそうです。
姉の友人からお葬式の連絡が来たそうで、迷った末行く事にしたそうです。
お葬式に行くと、祭壇の前でかなり若い女性と小さな子供が泣いていたそうです。

そう、彼は妻子持ちだったのです。
姉はダブルショックを受けて、一切その話はタブーになりました。
姉は、そういう身近な人物の死に出くわす事が多く、その前にも親友を交通事故で亡くしています。
その時も喧嘩して仲互いしている時だったそうです。

祖母の”姉を守る”という行き過ぎた想いがそういう出来事を起こしているのではないか…。
姉を苦しめるものに『死』というこれ以上無い苦痛を与えているのではないか…。

そう思わずにはいられません。


ちーすけ

いちまきさん、ありがとうございます。

ばあちゃんこわーーー。
「死んだら呪う」とか普通に言っちゃうばあちゃん嫌だ…
味方につけたら強力だけど。
ていうか、ばあちゃんの呪いも怖いけど妻子持ちを隠して付き合う男は100%くそ野郎と断言するわ。
祖母の呪いよりそっちが気になってしまった。。。
女性の皆さん、顔だけの男に騙されないように気を付けてね!

それでは、本日はこの辺で。
次回の都市伝説もお楽しみに。