【投稿者:K.sakaiさん】
今からお話するのは、僕が中学2年生の頃にコックリさんを行った際に実際に体験した、衝撃的な出来事です。
僕は霊感もなければ金縛り等に遭ったことも無いため、恐怖体験に関する持ちネタは全くといっていいほど無いのですが、コックリさんについて興味がある方へ僕の体験が参考になればいいかな、と思います。
誰が始めたのかは分かりませんが、その頃コックリさんはひそかなブームとなっていてみんな放課後や授業の合間にやっていました。
主にやっていたのは女子でしたが、中には男子も、、という感じです。
ですが、ある時、友達がコックリさんをやっている途中でその中の一人の女子があまりの恐怖で泣き出してしまい、うちの学校では先生に禁止令まで出されてしまいました。
なんていうか中学校あるあるですよね、変な禁止令ができるっていうのは。
それで、僕はそれまで一度もコックリさんをやったことがないというわけではなかったんですが、今までやっていたのはコックリさん”風”のお遊びというような感じで、きちんとした手順やルールを知らずにやっていたんですよね。
そこである日の放課後、女子3、4人ほど、男子は僕を入れて2人の計5〜6人が集まり、”ガチの”コックリさんをやることにしました。
コックリさんの一般的なルールは以下の通りです。
1. 白い紙に「はい」「いいえ」と書き、その間に鳥居を書く。そしてその下に数字や五十音などを書く。
2. 鳥居の位置に十円玉を置く。全員で人差し指を十円玉の上に置き、こっくりさんを呼ぶ儀式をする。
3. 「こっくりさん、こっくりさん、どうぞおいでください。もしおいでになられましたら『はい』へお進みください」と話しかける。すると、十円玉が『はい』の位置へひとりでに動き始める。
4. 聞きたいことを質問をすると、その答えを十円玉がまたひとりでに動いて示してくれる。
5. ひとつ質問が終了するごとに「鳥居の位置までお戻りください」とお願いすると、十円玉が鳥居の位置に戻っていく。
6. 質問が全て終わったら「こっくりさん、こっくりさん、どうぞお戻りください」と唱える。
7. すると、十円玉が『はい』の位置に移動したのちに鳥居に戻っていく。
8. 最後に全員で「ありがとうございました」とお礼を言って十円玉から人差し指を離す。
この通りに、白い紙に鳥居や文字を書きおこし、ルールを再確認して、
「絶対にコックリさんを呼び寄せるぞ!」
と念じながら準備をしました。
そうして、コックリさんが始まりました。
コックリさんに質問をすると、ちゃんと実在する人の名前を文字が示したり、本当のことを言い当てられたり…かと思えば間違っていたり……
どちらにせよかなり盛り上がりましたが、やはり「誰かが動かしてるんだろうな~」とみんな思っていたと思います。
そこで、1人コックリさんには参加せずに質問する人を作り、残りのメンバーでコックリさんに答えを聞くことにしました。
なので一旦コックリさんにお帰りいただいて、再度チャレンジをしました。
(みんなコックリさんが怖いので、ルールの通りちゃんとお帰りいただいてからもう一度来てもらいました)
じゃんけんの結果、僕はコックリさんにそのまま参加で、質問者には洋子ちゃん(仮名)が選ばれました。
洋子ちゃんには、自分しか知らないことを質問してもらいます。
さっきまでとは違い、今度はみんなが知らないことを質問するため、ちょっと緊張感が違いました…
そして、洋子ちゃんが考え出した質問は……
「今日の私のブラジャーの柄はなんでしょうか」
でした。
みんな、「そんなのわかんないよ!(笑)」と言ってみんなで笑っていたのですが、その時少し悪乗りした健二(もうひとりの男子(仮名))が、「どうせならパンツの柄にしよーぜ」と言いだしました。
場の雰囲気的にも特に反対する者もおらず、洋子ちゃんも特に拒絶しませんでしたので、結局質問の内容は「洋子ちゃんのパンツの柄」となりました。
この後どうなるかも知らずに。。
「花?」「星?」とか思いつつ、コックリさんに聞きました。
そうして、コックリさんが示したのは
『き』
『て』
…?きて??
『い』
……………きてい、きてい、、
「え!!キティじゃん!!!!キティなの!!??」
みんなが興奮状態で洋子ちゃんに聞くと…
洋子ちゃんは青ざめた顔をしていました。
ですが、皆に見せるわけにもいかず、でもみんな洋子ちゃんに注目しています。
健二が「見せてもらわないとコックリさんやった意味ないし」と言い出します笑
(場の雰囲気は決して笑える感じではありませんでしたが)
結局洋子ちゃんは嫌々ながらもスカートの隙間?からパンツを見せる羽目に。
柄は、、そうです、洋子ちゃんのパンティーの柄は…
…見事にキティちゃんでした。
エロい、いえ、すごい!と思うのと同時にゾッとして、洋子ちゃんも若干沈み気味になっていましたので他の質問はせずにそのまま止めてしまいました。
それ以降コックリさんはやっていませんが、また機会があるのならやりたいなあなんて思っています。
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