【投稿者:tomechanさん】
一生に一度経験するかしないかの不幸が三つも重なり、まさに「踏んだり蹴ったり」「泣きっ面にハチ」の経験です。
仕事が終わって会社に戻って荷物を下ろしている時に「最初の不幸」が起きました。運転席に戻ってみると助手席に置いてあった鞄がないのです。「アレっと」思って他の座席や床も探して見たのですが、ない。しばらくは何が起きたのか分かりませんでしたが、荷物を下ろしている間に盗まれたのです。こんな事は生まれて初めてです。鞄には財布が入っており、財布の中には現金1万数千円と運転免許証・キャッシュカード・クレジットカードが入っており、目の前が真っ暗になりました。念のために車の周りも探して見たのですがやっぱりありません。直ぐに被害届を出そうと警察を呼びました。
それが第二の不幸の始まりでした。警察官が3人でやって来て指紋をとったり現場を調べたりしてくれたのは良いのですが、書類を作る担当者が新人警察官らしくやたらと時間がかかるのです。キャッシュカードやクレジットカードの会社に電話して、使用を停止してもらわなければ使われたら大変な事になると焦っているのですが、新人警察官の書類作りは一向に終わりません。カードが使われる事に対する恐怖で冷や汗が出ました。1時間半以上かかってやっと終了、大急ぎで電話を掛けまくりました。
翌日は会社を休んで運転免許証の再交付をしてもらう為に運転試験場へ出掛けました。バスで行くのは大変な場所だったので免許証を携帯しないまま車で出掛けたのです。
ナント!第三の不幸が待っていました。交差点を曲がった瞬間、横にいたパトカーに追跡されたのです。車を停止させられて「一時停止違反!」と言われ、泣きたい気持ちになりました。「免許不携帯」の事情を説明すると「車の運転は出来ないので車を置いて行きなさい」と言われました。近くのお宅にお願いして家の前に車を置かせて貰いました。そこから運転試験場までパトカーに乗せていってもらってなんとか免許証の再交付は受ける事ができました。しかし、罰金は払わなければなりません。
不幸が三つも重なった怖?い話でした。それ以来財布には現金だけを入れることにして、カードや免許証はカードケースに入れて財布とは別に保管する事にしています。
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