アメリカの影の政府と呼ばれるディープステートですが、その強大な影響力は、アメリカはもちろん全世界に及びます。
本記事ではこのディープステートとは何なのか?なにゆえにディープステートが世界の真の支配層と呼ばれているのか?
そして今年のアメリカ大統領選挙で再選を狙うトランプ大統領との関係についてまとめてみました。
世界を裏で牛耳るディープステート
ディープステートはアメリカでは、選挙によって正当に選ばれた政府とは別の次元で動く「影の政府」、または「闇の政府」と呼ばれています。
ディープステートは、ロスチャイルド家やロックフェラー家といったユダヤ系の国際金融資本家が中心となり、軍需産業、石油業、さらに大手メディアまで思いのままに操り、世界を裏で支配しているといわれています。
「彼ら」ディープステートはどのように誕生したのか?その歴史をたどると18世紀末まで時代を遡ります。
ここでは、完結に彼らの歴史を振り返ってみたいと思います。
戦争を利用し、増やした資産は天文学的
当時のヨーロッパの国々、イギリス、フランス、ドイツ、オーストリア、イタリアは、いつ終わるとも知れない戦争を繰り返していました。
戦争には莫大なお金がかかりますが、ロスチャイルドは、敵味方関係なく各国にお金を融資しその利息により爆発的に資産を増やします。なかでもイギリス軍とナポレオン率いるフランス軍との戦争は、ロスチャイルドの資産形成を確固たるものとしました。
イギリス軍のために多額の軍費を用立てていたロスチャイルドは、いち早くイギリス軍が勝利するという情報を入手します。
イギリス軍が勝てばイギリス国債の価値は上がりますから、イギリス国債を買い集めようとするのが普通ではないでしょうか。ところがロスチャイルドが行ったことはまったく逆でした。
持っていたイギリス国債を売り払ったのです。当時すでに金融市場で大きな力を持っていたロスチャイルドがイギリス国債を手放す!それはイギリス軍が負けるからか。そんな噂が巻き起こり投資家たちも次々にイギリス国債を売りに出ます。
結果、イギリス国債は大暴落。そして紙切れ同然となったイギリス国債を底値でロスチャイルドは買い漁ったのです。
このときにすべてのイギリス国債の6割以上を買い占めたといわれており、その後イギリス軍の勝利が伝えられると、国債は大暴騰!これによりロスチャイルドが得た利益は、現在の貨幣価値に換算すると数百兆円という恐ろしい数字になります。
国や政府のものではない「通貨発行権」
国の通貨を発行する権利、それが通貨発行権ですが、これは国や政府のものではないということをご存じでしょうか。
戦争を利用して莫大な資産を築いたロスチャイルドはイギリスの中央銀行であるイングランド銀行を掌握し通貨発行権を手に入れます。
思いのままにその国の紙幣を発行することができ、そして政府に利子をつけて貸し出すことでさらに莫大な資産と強大な権力を手中にしたロスチャイルドは、ヨーロッパ金融市場の支配者と呼ばれるようになります。
世界の基軸通貨「ドル」も支配下に
そしてアメリカにおいてはドルを発行する中央銀行FRB (連保準備制度理事会)を1913年に設立。
これによりロスチャイルドは、世界の基軸通貨「ドル」を発行する権限さえも掌中にします。
さらにCIAを創設し、司法のトップにユダヤ系の人物を送り込み、大統領さえも監視およびコントロールできるといわれる絶大な権力を手にしていきます。
誤算だったトランプ大統領の誕生
今や世界の金融市場をコントロールし、テレビや新聞といったマスメディアを自在に操り情報操作もお手の物である「彼ら」ディープステートですが、トランプ政権の誕生は誤算だったようです。
アメリカファーストといえば、トランプ大統領が大統領選のときに掲げたスローガンですが、これはアメリカの経済や安全を最優先しよう!というだけの話しではありません。
アメリカが建国したころのフロンティア精神を思い出し、ユダヤ人を主体とした国際金融資本家たちである「彼ら(ディープステート)」のコントロールからの脱却を意味しています。
そしてあのスローガンは、一部の特権階級の存在が憎々しいと感じていたアメリカ国民の心を動かしたと推測されます。(このあたりのアメリカファーストの真意を日本のメディアもまったく報道しませんが。)
マスメディアもディープステートの手先
テレビや新聞といったマスメディアも「彼ら(ディープステート)」に操られていると前述しましたが、情報を流す世界の大手通信社の株主が「彼ら」なのですから、それも当然といえば当然です。
現にトランプ大統領も、大統領に就任したばかりで実績もなにもないころから、マスメディアからはことあるごとに攻撃の的にされています。
また日本でもトランプ大統領といえば、王様気取りで横暴なパワハラ親父のようなイメージとなっていますが、これもマスコミによって意図的に植え付けられたイメージといえるでしょう。
記憶にしている方も多いと思いますが、トランプは大統領就任直後、一部の高級官僚や監察官を立て続けに解任しています。この出来事は日本国内のメディアでは大きく取り上げられ、しかも、そのすべてが批判的なものでした。
「トランプ大統領大丈夫なのか?」という具合です。
ですがこのトランプによる解任行為こそ、一部の官僚がトランプを大統領として認めず、政権の弱体化を図ろうとするディープステート対策であったと言われています。報道の内容次第で、我々の印象が180度変わることの典型例だと言えるでしょう。
しかも近年、インターネットの普及により誰もが世界中の情報を手軽に入手できるようになりました。かつてはなかなか表に出てこなかった「彼ら(ディープステート)」の存在をより多くの人が知るようになった。
と同時に「何かおかしい?」と疑問を感じる人が増えてきました。
トランプ大統領誕生の要因、そして、トランプが政権を維持し続けれているのは、そんな自由を愛するアメリカ国民の憤りや不満が根底にあったのかも知れません。
加速するトランプ降ろし
新型コロナウイルス騒動によって急降下したアメリカ経済を立て直し、そして11月の大統領選挙での再選を目指すトランプ大統領ですが、その先行きに暗雲が立ち込める事件が発生しました。警察官に拘束された黒人男性ジョージ・フロイドが死亡した事件が発端となって世界中に拡大した人種問題デモです。
この問題への対処の仕方が悪いとやり玉に上がっているわけですが、ニュースを見ていると、トランプ大統領が人種差別を肯定しているかのような印象を受けます。
トランプ大統領の真意は分かりませんが、彼が公の場で人種差別を肯定するような発言をしたことはないでしょう。これも「彼ら」による情報操作の一環といわざるを得ません。
アメリカ大統領として一期だけは許すが再選は許さない。そんな意図を感じます。
トランプはディープステートから脱却した歴史的大統領になる可能性も
歴代のアメリカ大統領、ブッシュやクリントン、オバマのように従順な操り人形にならないトランプ大統領を再選させないために、今後も情報操作をはじめ色々な企みが図られていくことでしょう。
11月のアメリカ大統領選挙は、ますます目が離せない展開になりそうです。
アメリカを一部の特権階級が支配する国から、アメリカ国民が主体となれる国に戻すために戦い続けているトランプ大統領は、ひょっとすると歴史的に偉大な大統領になるかも知れません。
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