【投稿者:ラストショーさん】
こんにちは。僕は30歳の男性です。職業としては現在、フリーランスとして活動しております。
今日は僕が経験した、とても怖くて奇妙な話を書いていきたいと思いますので、どうか宜しくお願い致します。
僕の母方の祖父はとても時計と音楽が好きな人でした。
小さい頃から時計のお話をしてくれたり、音楽を聴かせてくれたりしてとても楽しい思い出があります。
そして、優しくて面白くてお小遣いをくれる大好きなお爺ちゃんでした。
因みにパチンコも趣味でしておりました。(笑)
仕事は会社を経営しており社長兼大工として現場でも働く人で、人望のある人でした。
亡くなってからも取引先の社長さんや婦人、従業員、自分の会社の従業員等にまでお見送りを受けたお爺ちゃんでした。
そんなお爺ちゃんの遺品整理をした時から怖くて奇妙な現象が起こるようになります。
お爺ちゃんの部屋を片付けていると腕時計から懐中時計、壁掛け時計等のコレクションがものすごい数ありました。300以上はあるでしょう・・・
その300個の時計がなぜかお爺ちゃんが亡くなってから全部止まってしまったのです。
しかもお爺ちゃんがあの世に旅立った23時25分で全部の時計が止まっているのです・・・僕は内心「怖い。けど、お爺ちゃんが何か伝えようとしているのか?」とも理解することもできました。
レコードの数も1000枚以上あり、僕が生まれる前にご活躍されていたアーティストの方々のレコードが殆どでした。
保存状態がとてもいいのですが、どのレコードも誰かが開けたような形跡が残されていたのです。
一瞬「泥棒か?」とも思いましたが、セキュリティ面やら家の構造を鑑みると泥棒が入るのはほぼ0%に等しいのです。
そして、一番びっくりすることが起きました!
真夜中の2時頃のことです。
誰もいないはずのお爺ちゃんの部屋から音楽が流れてきたのです。
曲はキャンディーズの「夏が来た」というちょっと早いテンポの曲でした。
しかももう40年以上前の曲・・・僕と家族の者は慌ててお爺ちゃんの部屋に行きましたが誰もおらず、レコードが回っているだけでした。
この経験は今でも忘れることができません。
おじいちゃんは、僕たちになにかメッセージを伝えようとしているのでしょうか?
どなたかお分かりになる方がいらっしゃいましたら是非教えてほしいのです。