24時間テレビのギャラ問題
毎年日本テレビで放送されている24時間テレビ。テレビ離れが加速している2022年現在においても、視聴率13.8%(瞬間最高は28.9%)とそれなりの数字を出している。
以前よりクローズアップされている問題がある。それは『募金の行方』と』出演者(メインパーソナリティー)のギャラ問題』である。「ボランティアでやっている」という発言もあれば、「ギャラを貰った」、「貰ったギャラはこっちの勝手だから、どう使うかまでは言及しない」などの一致しない発言が散見されている。
24時間テレビに対する明石家さんま&ビートたけしの立ち位置
有名な話でいうと、明石家さんま。一度、24時間テレビに出演した際に、テレビ局側とギャラに関する話の中で、さんまは「チャリティー番組だから、ギャラは寄付してほしい」と局側に伝えるも「他の出演者の手前、それはできないので、ギャラを支払う」と突き返されたようで、さんまはこれに納得できず、以降の24時間テレビの出演は拒否している。
ビートたけしも有名で、自身が務めるラジオ番組で下記のように語っていた。
「24時間テレビから出演依頼がしつこくきてたんだけど全部断ってやったよ。あんな偽善番組は大っ嫌いだ。誰がなんと言おうと俺は絶対出ないから。ヨダレ垂らした芸能人どもがこの番組でめちゃくちゃ高いギャラ稼ぐくせにこれ以上貧乏人から金巻き上げんな。チャリィーって言うくらいならおまえら全員ノーギャラで出ろよ!」
24時間テレビの募金の行方
また、募金に関しても、平均すると毎回10億円程集まっているが、日本テレビ側は「赤字にならない程度だけ残し、後は寄付に回している」と説明しているが、それを根拠づける資料の開示は今まで一度もされたことがない。都合が悪いことは曖昧にするというのは、昔から蔓延る搾取者の癖である。
「金で日テレを救っている」24時間テレビが通用しなくなる時代はすぐそこにやってきている。
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