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あなたが新型コロナに感染している確率は3.3%、日本人の総感染者数が417万人の可能性

2020年5月3日、神戸の研究チームから驚くべきニュースが応じられました。

神戸市立医療センター中央市民病院に訪れた外来患者1,000人の血液検査で、3.3%から新型コロナウィルスの抗体が見つかったというのです。

つまり、3.3%の人が気づかないうちに新型コロナウィルスに感染していたということです。

新型コロナウイルス感染症について、神戸市立医療センター中央市民病院(同市中央区)の研究チームが2日、外来患者千人の血液検査で、3・3%が抗体を持っていたと明らかにした。4月上旬までに、市民約4万1千人に感染歴があった計算になる。

yahooニュースより引用

この3.3%という確率を単純に私たちに当てはめると、日本国内では既に417万人が新型コロナウィルスに感染していることになります。

ちなみに、政府が公表している新型コロナウィルスの総感染者数は1万4,839人です。(数字は厚生労働省調べ / 2020年5月3日時点)

政府の公表値と417万人という数字を比べると実に300倍近い差が存在するわけですが、はたしてどちらが現実に近いのでしょうか。

一つだけ情報を補足するならば、現在の日本国内における(政府が公表している)新型コロナウィルス感染者数の割合は外国と比べると極端に少ないとされています。

その理由として、日本人の几帳面な国民性という意見もありますが、一方で囁かれているのが「検査体勢が整っていないため単に感染者を見逃しているだけではないか」というものです。

そして、今回神戸の研究チームから公表された3.3%という確率は、アメリカや中国などの国々が公表している感染割合に近い、ということです。

それでは、上記を踏まえた上で3.3%という確率をさらに身近な環境に当てはめてみたいと思います。

新型コロナウィルスに感染している確率が3.3%だった場合

主要都道府県で照らし合わせた場合

この3.3%という確率を、各都道府県(主要都市)ごとで感染者数を割り出してみたいと思います。

(新型コロナウィルス感染者数は厚生労働省調べ / 2020年5月1日時点

東京都の場合
  • 政府が公表している新型コロナ総感染者数:4,331人
  • 実際に感染している人数:約46万人

大阪府の場合
  • 政府が公表している新型コロナ総感染者数:1,641人
  • 実際に感染している人数:29万人

神奈川県の場合
  • 政府が公表している新型コロナ総感染者数:1,042人
  • 実際に感染している人数:30万人

埼玉県の場合
  • 政府が公表している新型コロナ総感染者数:857人
  • 実際に感染している人数:24万人

北海道の場合
  • 政府が公表している新型コロナ総感染者数:790人
  • 実際に感染している人数:17万人

千葉県の場合
  • 政府が公表している新型コロナ総感染者数:816人
  • 実際に感染している人数:20万人

兵庫県の場合
  • 政府が公表している新型コロナ総感染者数:668人
  • 実際に感染している人数:18万人

福岡県の場合
  • 政府が公表している新型コロナ総感染者数:645人
  • 実際に感染している人数:17万人

愛知県の場合
  • 政府が公表している新型コロナ総感染者数:491人
  • 実際に感染している人数:25万人

※「実際に感染している人数」の値は各都道府県の総人口の3.3%で算出したもの

各都道府県における新型コロナウィルス感染者数においても、政府の発表と実際の感染者数とではざっと100倍から400倍程度の差があるという点に注目してください。

今回の調査結果から言える2つのこと

上項でお伝えした実際の感染者数を多いととらえるか少ないととらえるかは人それぞれですが、高い確率で言える事が2つあります。

1つ目は、我々は、我々が思っている以上に新型コロナウィルスに接触している場面が多い

という点です。

日本国内の主要都市部におけるマスクの着用率はかなり高いですが、それでも「3.3%程度の人が既に感染している」という点は、決して無視できない状況ではないでしょうか。

3.3%という確率は、通勤電車に乗ると、常に1人か2人の感染者が近くにいるという計算になります。

通勤中や職場、日常生活の買い物などにおいて、我々は新型コロナウィルスに日常的に接触している可能性があるという点は意識しておくべきです。

2つ目は、無症状感染者の割合は、我々が思っている以上に多い

という点。

2020年5月時点において、無症状感染者の正確な割合はどこの国からも発表されていません。(調査が大規模となるため、把握しきれていないのが現状です)

一説では5%〜30%程度と、かなり大きな開きがあります。

ただ、今回の3.3%という確率を見るに、(無症状の確率が)5%程度ではまずおさまらない事は容易に想像できます。

最も怖いのは、我々自身が気づかないうちに感染し、ウィルスを運ぶ側に回る可能性もあるという点です。

感染しないように注意するのはもちろんですが、感染させないという意識も持っておく必要があります。

まとめ

3.3%という確率からいくつかの数字をご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。

まず事実として、「神戸市立医療センター中央市民病院の外来患者1,000人を調査した結果、新型コロナウィルスの抗体を持っていたのが3.3%だった」という点は改めて認識しておいてください。

この数字を単純に当てはめると、あなたが新型コロナウィルスに感染している確率も3.3%となります。

この確率を多いと見るか少ないと見るかは人それぞれですが、私たちが思っている以上に新型コロナウィルスは身近にいるという点は改めて意識しておくべきだと思います。

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