【投稿者:maikichiさん】
近畿以西で第2の高峰となる徳島県の剣山(つるぎさん / 標高1,955メートル)では、古くから大蛇伝説が伝わっています。
40年余り前(1970年代あたり)には複数の住民が大蛇らしき姿を目撃し、大蛇捜索隊まで編成される大騒ぎになりました。
剣山は徳島県西部にあり、長く霊峰として地元の人たちの信仰を集めてきた山です。そして、大蛇が目撃されたのは、剣山山頂から北へ下った美馬市穴吹町古宮とつるぎ町一宇にまたがる剪宇(きりう)峠です。
剣山で発見された大蛇らしき生物(UMA)にまつわる一連の経緯
1974年春、森林の手入れにやってきた地元の男性5人が下草刈りをしていたところ、巨大なヘビと遭遇しました。そのヘビはすぐに草むらに消えましたが、目撃者の話ではざっと5メートルほどの大きさだったそうです。
草むらに隠れたしっぽも含めると全長10メートルほどになると推定されました。胴体の直径も30センチ以上あったという証言が出ています。
日本国内で最大のヘビは沖縄県に生息するスジオナメラで、大きくなっても2メートル50センチほど。5メートル以上といえば、南米にいるアナコンダやアフリカ、東南アジアに生息するニシキヘビに相当する大きさです。
とても日本にいるはずがない大きさで、全長5メートルなら子どもを、10メートルなら大人を丸呑みしてもおかしくないのです。目撃者の中には地元の町議会議員もいて、決してうそをついたとは考えられませんでした。
そこで、地元では住民120人が捜索隊を組織し、付近を調べたところ、巨大なヘビらしいものがはったように見える跡が見つかったものの、大蛇を捕らえることはできませんでした。
しばらくの間は警察や消防団も警戒に当たりましたが、再び姿を現すこともありませんでした。
真相は闇の中。他にはこんな説も
現場は標高1,000メートル近く、冬は雪に覆われます。典型的な過疎の山村ですから、動物園なども近くにありません。どこかで飼っていたニシキヘビが逃げ出したとか、国内にいるヘビが突然変異で大きくなったとかいわれましたが、真相は分からないままです。
しかし、この地域は大昔から大蛇にまつわる伝説が数多く残っています。近くの民家に大蛇の頭蓋骨といわれる骨が保存されているという話や、峠の開拓に来た人が大蛇に襲われて逃げ帰ったなどという伝承もまことしやかに伝えられているのです。
江戸時代には剣術の達人が峠にいる大蛇を切り殺したといわれているほか、少し離れた同じ四国山地では平安時代、弘法大師空海が大蛇を岩屋の中に封じ込めたという伝説もあります。
剣山自体が山全体がピラミッドで、ソロモン王の秘宝が眠るという不思議な伝説がある場所です。今も大蛇がどこに潜んでいると信じる人は地元で少なくないのです。
日本のUMAきたー
日本国内にもこんなUMA伝説が言い伝えられていたとは。
さっそく調べてみたんだけど、この一連のUMA事件は各メディアに大々的に取り上げられていたようで、当時の新聞にも出ていたみたい。
ただ、真相は闇の中。。。
ロマンを、、感じざるを得ません!
編集長満足度:星3★★★☆☆
私が高校生の時の事件でした。朝のNHKの番組で取り上げられていました。丸で、電信柱のようだったと言ってました。ただ、目撃者の老人が難聴だったので、アナウンサーが質問すると、付き添っていた人が、隣で大声で、かつその土地の方言で言い換えたいたのが印象的でした。ちょうどツチノコ騒動と重なっていたので、よく覚えています。一体、どこへ行ってしまったのでしょうか?もう一度、剣山のあちこちにカメラを設置してみるといいのだけれど。