【投稿者:ペンネーム nakayamasuさん】
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私の実際の体験談です。
私の地元である長野県には有名な橋があります。
避暑地でリゾート地でもある軽井沢にあり、その華やかさと対照的に自殺の名所としてものすごく有名な橋のようです。
社会人に成りたての頃に、学生の頃の友人たちと久しぶりに再会して盛り上がってそのまま心霊スポットに行こうということになり、軽井沢の橋に行くことになりました。
私を含め友人4人で行ったのですが、その中に一人とても霊感が強い友人がいて、現場が近づいていくにつれて、「やっぱやめよう」としきりに言ってきました。
テンションも上がっていたこともあり、その友人をからかい続けて現場に到着しました。
正直着いてみると物々しい雰囲気で全員気圧されているようでした。
その橋の都市伝説というのが、
「決して橋の途中で止まってはならない、止まると呪われる」
という話でした。
自殺の名所からか、橋の両脇には高い柵が作られており、それがまた雰囲気を醸し出していました。
いざ車で走り出して橋を渡りだすと、
「やばい!やばい!!やばい!!!!!」と言って霊感の強い友人が叫びだしました。
皆、笑って馬鹿にしていましたが、内心かなりの恐怖だったと思います。
そして問題の橋の真ん中くらいに差し掛かった時にある一人が、
「どうする?止まっとく?」
霊感の強い友人は口を一文字にして首を振りましたが、他の全員の同意で車は停車しました。
皆緊張しているのか、少しの間沈黙になって一人が、
「いくか」
と言って車は走り出しました。反対側まで渡り切り、皆緊張が解けのか
「なんもないじゃねぇか」
とお互いに言い合って、霊感の友人をからかっていました。
彼も苦笑いして安堵しているようでした。
帰ろうということになり、もう一度橋を渡りだした時に友人の一人が
「映画だったら幽霊来るのここだよな」と言い皆で笑いあっていたのですが、霊感のある友人が急に大声で
「ダメだ!!ダメだ!!!」といって震えだしました。
全員気が緩んでいたものですから、まだ馬鹿にしようとすると、
「ほんとにやばい!……死ぬぞ」
普段はこんな荒げることもないですし、こんな言葉遣いもしないので皆押し黙ってしまいました。
すると彼が、
「右だけは絶対見るな」と言いました。
からかう雰囲気でもなくなっていたので言う通りにして橋をやり過ごしました。
国道に出て、助手席の友人が後部座席を振り向き、
「やっぱ右見た方が面白かったんじゃない?」
と言ってきて、安心していた私は、
「確かに」
と言おうとした時でした。あれ?とおかしな感じがしたんです。
当時は全員小さめのピアスを両耳つけてたのですが、彼の右耳のピアスだけなくなっていました。
するとその友人が私を見て、
「あれ、お前そっちのピアスは?」
と言いました。
驚くことに同乗者全員の右耳のピアスだけが無くなっていました。
あの時悪ふざけで右を向いていたらどうなっていたか考えるとゾッとします。
いかがでしたか?
無くなったのがピアスだけで本当に良かったけど、唯一霊感の強い彼からしたら生死の別れ道。
その恐怖は計り知れないですよね。
好奇心旺盛なわたしは右を向いてみたいですが、いざ現場に行くとビビってしまいそう・・・
挑戦してくれる猛者募集中ですw
それでは、次回の都市伝説もお楽しみに。
こんばんは。ちーすけです。
最近友達との間で、霊感の話で盛り上がりました。
どうやら手相で強い弱いがわかるらしく、「仏眼の相」「神秘十字線」「聖職紋」「ソロモンの環」などがあると霊感が強いそうです。(詳しくはネットや本で調べてみてね)
そこで自分の手相を見てみたら、あるわあるわ霊感の相。。
全く感じたことが無かったけど実は…って人、多いみたいです。
皆さんも是非見てみてください。
というわけで、本日は小説にも登場したことのある長野県の有名な心霊スポット「軽井沢大橋」での肝試し体験談をお届けします。
ペンネーム「nakayamasu」さんからの投稿です。
それではお聞きください。