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【ゾッとする話】精神を病んだ妹の真相

【投稿者:とんきちさん】

私の友人が体験した話です。

仮にA君とします。A君は中小企業の人事部署で働いています。人事部署といっても部署名は名ばかりで経理、総務、営業など他部門の事務もやっている感じでいつも忙しいと言っています。

中小企業だとマンパワーが足りな過ぎてその部門ごとに事務員がいるわけではなく、ひとりの事務員が会社の全ての事務を引き受けているような感じらしいです。

その会社の社長は新しい物好きというか、

「今の経営に○○が必要だ!」

といった謳い文句にはすぐ飛びついて会社に持ち帰ってくるらしいのです。しかし、その運用はA君に丸投げらしくA君も辟易していました。

昨今の働き方改革では従業員の声に耳を傾けることが大事ということをどこかのセミナーで仕入れてきたらしい社長が会社に目安箱を設置することとなりました。そして例の如くA君に丸投げだったらしいです。

目安箱を設置してみるとそこそこ投書があったらしく中身は社長の悪口のようなクレームだったり、今の会社の制度に対する不満、上司に対する不満ばかりでA君はかなり対応に困っていたようです。ですが、職場の皆が陰で思っていることを自分だけが知っているようで不思議とちょっと興味深かったりもしたそうです。

そんな中、1通の投書に目が留まりました。

目安箱への投書にしては珍しく投書した職員氏名も書いてありました。その職員を仮にB君とします。

B君は明るい性格で仕事もきっちりやり特に問題のなかった職員です。しかし、最近は仕事中もボーっとしていたり、ミスを連発したり、気性が荒くなったりといった報告を受けていました。その投書の内容は、同居の妹が精神疾患になり家で暴れたり、夜中に爆音で音楽をかけたり、両親に暴力を振るったりでB君が全て対応し夜も眠れない、といったことでした。

これが原因でB君の最近の様子に繋がっているのかと思い、早速A君はB君と面談をしたそうです。その面談でもB君は妹のことを話し、相当追い詰められているのか最後は泣いてしまっていました。

これは一職員である自分には荷が重すぎる案件だと思ったA君は社長に相談しましたが、社長は「お前に任せる」とのことでした。案の定といった感じでしたのでA君は会社でお世話になっている精神科医に相談することになりました。以前、社長が「これからは従業員のメンタルヘルスも重要だ」と言って契約したのです。

頭のおかしい妹の言動にどう対応すべきかB君と一緒にその精神科医と面談しました。面談を終えた後にA君だけ精神科医に呼ばれました。すると精神科医は言いました。

「彼(B君)、統合失調症だよ」

B君が精神疾患だったのです。中小企業だったため、身上調書なんてものがなかったため、きちんと確認してみるとB君には妹はいませんでした。確認のためB君と住居に行くとB君は一人暮らしで両親もいませんでした。

A君は得体の知れない物と話しているような感じになりそれ以上の確認はしなかったそうです。何がB君をあそこまで変えてしまったかは分かりませんが何とも後味の悪い話でした。

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