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ブルームバーグ陰謀論

FM都市伝説

ブルームバーグは世界中の金融、マーケット関連のニュースを提供しているアメリカの大手情報サービス会社です。

このブルームバーグが、自分たちの発信するニュースに意図的に見解の偏った情報を流し、金融操作をしているという陰謀論があります。

例えば、政府が近い将来に経済にとってポジティブな政策を打ち出す情報を入手した際に、その直前に”経済にとってネガティブなニュース”を意図的に流しておいて株価を下落させます。

そして、ブルームバーグと関係を持つ人間が安くなった株を購入します。

その後、(予定通り)政府のポジティブニュースが流れて株価が上昇。株を安く買った人が株を売って利益を得る、ということがささやかれているのです。

これは、一大ブームを引き起こした仮想通貨に関しても見られました。

ブルームバーグに限ったことではないですが、2017年後半から2018年1月にかけて、仮想通貨の代表格であるビットコインが過去最高値を更新するたびにそれを大きく報道し、今後どれぐらいの価格になるだろうという投資家の予想を紹介していました。

ビットコインは10万ドルに到達するという予測も報道されていましたが、結局10万ドルどころか、2万ドル付近を頂点に、現在は1万ドルにまで下落してきている状況です。

これもまた、大物投資家がブルームバーグなどメディアと共謀して、素人に高値で仮想通貨を買わせて、高値で売り抜けてさらには空売りを入れたという噂があります。

直近で言うと新型コロナウイルスが経済を大きく揺るがすような問題となっていますが、株価が大きく下落していく予測をメディアは一斉に報道していました。

ですが、結局現状はアメリカのダウにせよ、日本の日経平均にせよ、V字回復を見せています。

ただ、このような金融とメディアの情報操作による陰謀論は結果論に過ぎないとも言えます。

例えば、メディアが経済危機をあおって報道している様子を政府関係者が見ていて、それに応じた対抗策を取っていて、それを後付けでメディアの陰謀だということもできるわけです。

ただ、陰謀も十分にあり得ることなので、ブルームバーグなどの金融関連のニュースを鵜呑みにするのは危険だとは感じています。