【投稿者:D・Yさん】
この話は私が小学生のころの話です。
私の実家は田舎なのですが、家の周りにはたくさんの猫が住み着いていました。
よるになると猫の鳴き声が毎日のように聞こえてくるのです。また、私には6つはなれた姉がおり、もともと姉には霊感がありました。また、霊感以外にも超能力に近い力があり、スプーン曲げなんかもできたり、授業中にシャーペンが折れたりするなど、不思議な力を持っている姉でした。そんな姉から、見せてもらったスプーン曲げをみて私は超能力というものが本当に存在することをしることになりました。スプーンの持ち手の方を持ち、持ち手の部分をこするとなんと、反対側のものをすくう部分が曲がっていくのです。そのまま曲がり続け、姉は自身の手がはさまったため、スプーン曲げをやめましたが、今でもその時の映像は私の中で鮮明に残っています。超能力についての話はさておき、そんな姉に関する、私がいまでも覚えている怖い話があります。実際に姉から聞いた話です。ある日姉は、自分の部屋で音楽を聴いていました。するとゾット姉の背中あたりになにかがきた感覚を覚え、少しするとそれが猫だということがわかったそうです。姉は、私や両親から霊感があることを信じてもらえなかったため、何とか霊感があることを証明するために、写真を撮ることにしました。部屋を真っ暗にし、自身の右肩に何かがいることを感じながら、姉は自身の携帯で写真を1まい取りました。その時の写真を見せてもらいましたが、私は今でも忘れることができません。真っ暗な背景の中に猫の目が一つだけ映りこんでいました。そのあと、猫の霊は何事もなく去っていったようですが、今でもその時の写真に写った猫の目を忘れることはできません。
コメントを残す