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【怖い話】ついてきた霊

【投稿者:A・Iさん】

これは、私が実際に体験した実話です。

私は、小さい頃から普通の人には視えないものが度々視えていました。

あまりにも頻繁に視えるため、母親はとても気味が悪いと思っていたようです。
子供のうちは視える子が多い。大人になったら視えなくなる。などよく聞きますが、私は大人になるにつれてその能力はだんだん強くなっていきました。
よくテレビで観るような恐ろしいものではなく、生きている人と見分けがつかないような霊しか視えなかったので不思議と恐怖心はありませんでした。
ですが私が勤めている会社でとても恐ろしい体験をしたのです。
私は、新卒で製造の会社に就職しました。入社して一年を過ぎたころのことです。
ふと事務所が気になり何気なく事務所のほうを見ると黒い影が事務所の中をうろついているのが見えました。
事務所には人はおらず、電気が消えていたので薄暗い状態でした。
背が高く、180cmほどあり、男の人のシルエットでした。
その日から、事務所の中をうろうろしている人を頻?に見かけました。
ある日のこと、その日も事務所の中をうろついている人がいて慣れている私は「またか」と思いながら仕事をしていました。ふと顔をあげると、事務所の中にいた黒い影が工場の方にドアをすり抜けそのままスッと通り過ぎて行ったのです。その日から黒い影が工場の方まで出てくることもしばしばありました。
そのような出来事が日常茶飯事になり特に気にもせずいつも通りに仕事をしていたのですが、私はこれまでにない恐怖体験をすることになったのです。
いつも通りに仕事をして、繁忙期だったこともあり残業を二時間ほどした日の帰り道のことでした。
私が住んでいるところは田舎なので真っ暗な田んぼ道を車で通勤していました。いつも通り、田んぼ道を走っていると誰かが道路を横断しているのが見えて、とっさに急ブレーキを踏みました。ですが、どこにも人は居ませんでした。疲れているのだと思いまた暗い田んぼ道を車で走らせていると、妙に後ろから視線を感じたのです。
恐る恐るルームミラーで後部座席を見ると運転席の後ろに、こちらを睨んでいる青白い顔のスーツを着ている男の人が乗っていました。
とても驚き叫びながら必死に車を走らせ死に物狂いで家に帰りました。あまりの恐怖にその後の記憶はありません。
あの男の人は一体誰だったのか、何か伝えたいことがあったのか、会社で頻繁に視た黒い影は誰なのかいまだに謎に包まれています。