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【京都最恐の心霊スポット】清滝トンネルで体験した男女5人が霊に導かれたゾッとする話

FM都市伝説

【投稿者:アンドウさん】

本記事は京都の都市伝説、中でも「清滝トンネル」という場所について触れていきます。

「あなたにも明日訪れるかもしれない」恐怖の実体験をもとに解説していきます。

都市伝説マニアの方、心霊スポットが気になる方はぜひ最後までお付き合いください。

清滝トンネルは京都の心霊スポット

まず、清滝トンネルは京都の心霊スポットです。

トンネルの入り口に信号気があり、全長500mほどある長いトンネルで、横幅は車1台ほどしか通れません。

もともとは愛宕神社参拝のための「鉄道用トンネル」なのですが、作られた15年後に鉄道は撤廃されました。

現在は鉄道ではなく、車の府道として利用されています。

そして清滝トンネルには1つのルールが存在します。

「トンネル前の信号が赤なら問題なし」

「トンネル前の信号が青だった場合、一度赤になるまでやり過ごし、もう一度青になるまでトンネルを通過しないこと」

上記の奇妙なルールが存在します。

さて、前置きはここまでにしておきます。

本記事の登場人物は5人います。

男性4人。女性1人。それぞれの特徴は下記の通り。

・J君 霊感無し

・M君 霊感が強くある

・F君 非常に鈍感

・K君 霊感無し

・N子 非常に鈍感

彼らは冬のある日、静岡県から車で京都旅行に行きました。

京都に到着、まずは宿へ

静岡県から車で出発し、特に問題なく京都へお昼頃到着しました。

身軽に観光旅行を楽しみたいため、まずは宿へ荷物を置きに行こうとなりました。

坂道をしばらく上っていった先に目的の宿があり、「なんか雰囲気の悪い宿だなぁ」と到着した瞬間に感じました。

ぼくらが案内された部屋は「和室」で、暗い感じの部屋でした。

ひとまず全員荷物を置いて、その日は「嵐山」の観光に行こうとなりました。特に予定を立てていなかったので、どこでご飯を食べるとか、何も決めていませんでした。しかし予定を決めていなかったことで、後々恐ろしい体験をすることに…。

嵐山へ向かう途中~出発まで

宿を出て車で嵐山に向かっている途中、霊感の強い「M君」が突然「携帯宿に忘れちゃったわ」と言い出しました。

その時は特に気にせず「J君」が「何かあったら俺の携帯使えば良いよ」と声を掛けました。

嵐山までは宿から30分ほどだったので無事に到着し、冬の嵐山を楽しんでいました。

やっぱり観光に来たらみんなで写真を撮りますよね。その時も女性の「N子ちゃん」が「みんなで写真を撮ろう!」と言ってくれたので、そのままみんなで写真を撮ることに。

すると撮った写真を見た霊感の強い「M君」が「知らない女の顔が映ってる」と突然言い出しました。

周りのみんなはその言葉にびびります。

「もうそんな写真消せよ」とか、「こわっ、もう嵐山出たほうが良いんじゃね」とか。

でも正直みんな怖かったけど、5分後には「霊が映った」ことは忘れていました。

霊が映った時は、午後の7時くらいだったのでみんなお腹が空いていました。

「とりあえず嵐山出て、飯でも食いに行こう!」と「F君」が言ったので、みんなそれに賛同し、嵐山周辺の飲食店を探すことになりました。

みんな車に乗り込みましたが、この時の座席の配置は下記の通りです。

・J君 運転手

・M君 助手席

・F君 後部座席左側

・K君 後部座席真ん中

・N子 後部座席右側

この時は全く意識していなかったのですが、「J君」が運転手、「M君」が助手席という位置関係が「九死に一生」の手助けとなりました。

嵐山出発

嵐山を出発し、周辺の飲食店をいくつも見つけたのですが、なぜか「全ての店が閉まっている」という状態でした。

みんな「なんで7時過ぎなのにどこも営業していないの?」と疑問で、どうすれば良いのかわかりませんでした。

携帯でググってみても、どこのレストランも「営業中」の表示がされています。

しかし実際に行ってみるとどこも「閉店している」という状態で、控えめに言って謎すぎる。という状態でした。

もうどこも営業していないので、「コンビニでご飯とお酒を買って、宿で食べよう」という案が出たので、みんなそれに賛同し宿に帰ることになりました。

宿へと帰る帰り道

みんな京都に来るまで来るのは初めてですが、宿から嵐山への道は一本道だったので、来た道をそのまま帰り道にすれば良いことから、宿までのナビを設定しませんでした。

誰もが「とりあえず安全に帰れているな」という気持ちで、異変に気付く人は一人もいませんでした。

宿に向かう道は坂道だったのですが、今現在走っている場所も坂道。

「宿に向かっているな」と思って走っていた坂道だったのですが、おかしいことに対向車線に「車が一台も通らない」という状況でした。

「あれっ、来たときは対向車が結構いたはずなんだけど…。」と「J君」は思っていたのですが、「まあ夜だしたまたまか」という感じで特に気にしませんでした。

さらに対向車が通らないだけでなく、街灯すら1つもありませんでした。

「やっぱ道間違えたんじゃね」とみんなが思い始めていた時に、ようやく1台の車が対向車線を通りました。

それによって「あ、対向車通ったじゃん、やっぱ道間違えてないな!」と再び思いました。

しかし坂道が一向に終わることはなく、そのまま車を走らせていたら、突然目の前にトンネルが「ドンっっ!!」と現れました。

これは比喩表現ではなく、本当に突然目の前にトンネルが表れたのです。

この時、運転手の「J君」はトンネルを見てとっさに「急ブレーキ」を踏みました。

「このトンネルに入ったら生きて帰ってこれない」と思ったのです。

この時に「このトンネルが明らかにおかしい」と気づいていたのは、運転手の「J君」、助手席の「M君」、後部座席にいた「K君」の3人だけです。

3人ともトンネルの醸し出す「闇に吸い込まれるような雰囲気」に恐怖を感じ、「絶対に、トンネルに入ってはいけない」と思っていました。

運転手の「J君」がとっさの判断で車をUターンさせ始めました。

目の前はトンネル、後ろは坂道。誰も左右の景色など気にもしていませんでした。

Uターンをすると左右の景色が目に入ります。

何と目に入ってきたのは「ずら~~っっ」と並ぶ「数百体のお地蔵さんの姿」です。

車のライトが左右を照らすまで目にも入らなかった。しかしその数百体のお地蔵さんを見た瞬間誰もが「身の毛もよだつほどに恐怖」を感じました。

恐怖を感じながら「J君」が坂道を下り始めました。

しかし助手席の「M君」を見た時に、必死に心の中で何かを唱えているようでした。

その時後部座席にいた「K君」が、「携帯で京都のヤバい心霊スポットを検索したら、さっきのトンネルが一番上に出てきたっ…。」と言いました。

この言葉を聞いた瞬間「俺らは導かれたかもしれない」と思いました。

助手席の「M君」が「ひとまずどこでも良いからコンビニに寄ろうっ…。」と言ったので、必死にコンビニを探し、コンビニを見つけ入りました。

コンビニについた瞬間みんなが「ひとまず安心だ…」という安心の表情を浮かべました。

みんな経験したことのない恐怖を感じていたようです。

コンビニについて車を出ると、車の後部窓にいくつもの「手形」が付いていました。

助手席の「M君」は、坂道を下っている時、「ルームミラーとサイドミラーに二人の白い女性」が映っていたと言いました。

コンビニについた後、霊感の強い「M君」がお母さんに電話をしようとしました。

なぜお母さんに電話をしようと思ったかというと、M君のお母さんはM君よりも霊感が強く、対処法を知っていると思ったからです。

しかし、M君は携帯を宿に忘れています。

J君の携帯を使いM君のお母さんに電話を掛けたのですが、M君のお母さんの声は「あー、あー、あー、」と、よくわからない音声しか聞こえてきませんでした。

しかしこちらの声は何となく「相手に伝わっている」ということが分かります。

どうすれば良いか誰もわからず、なんでこんなことに、と誰もが思いました。

とりあえずコンビニで塩を買い車に振りまき、せっかくの京都旅行なので「とりあえずこのことは忘れて、飯食って宿に帰ろう!」と「K君が」言いました。

みんなそれに賛同し、今度はナビを設定し、無事に宿に帰ることができました。

宿に着いた後

宿に着き、とりあえずみんなで楽しくご飯を食べていた時、突然「F君」が「肩が重い」と言い出しました。

霊感の強い「M君」が「多分肩に霊が乗っている」と言い、でも対処法が分かりませんでした。

宿に帰ってきたので、「M君」が自分の携帯を使ってM君のお母さんに電話をしました。

「F君肩が重いと言っているだけど、どうすれば良い?」という感じに。

結論M君のお母さんは「F君の肩を思いっきり叩けば良いと」と言ってくれたので、言われたとおりに肩を叩きました。

しばらくすると「F君」の肩は軽くなったようで、一安心です。

しかし「M君」のお母さんはもう一言ぼくらに伝えてくれました。部屋が和室だったので、「和室の障子のところに、盛り塩を置いときなさい」と。

ぼくらは二度と怖い思いをしたくないと思っていたので、言われたとおりにコンビニで買った盛り塩を和室の障子の部分に置いときました。

夜が深まってきたので、部屋を暗くしみんなで寝ようと布団に入った時に、和室の外の廊下から「コツコツコツ、コツコツコツ、コツコツコツ」と誰かの歩く音が常に聞こえてきました。

「J君」は「絶対あのトンネルからついてきた女だ」と思い、怖くて眠ることができませんでした。

やはり「M君」のお母さんが言っていた「盛り塩を置いときなさい」という言葉を信じて正解でした。盛り塩を置いとかなければ、女性の霊が部屋に入ってきてしまったからです。

夜が明ける

怖い夜が明け、みんな無事に朝を迎えることができました。

そこからぼくらの京都旅行が2日続いたのですが、特に心霊体験をすることもなく、無事に浜松に帰ってくることができました。

でも、ぼくらの中では「京都のトンネルでの出来事」が忘れられず、霊に対する感覚が強い人に話を聞いてみたいと思いました。

霊に強い人との話

ぼくらは浜松に帰ってからしばらくした後、霊に強い人との話をしました。

まず、ぼくらが確認したかったことは下記の4つ。

  • なぜ霊感の強い「M君」が携帯を忘れたのか
  • なぜ清滝トンネルに向かう道を、宿に向かっていると勘違いしたのか
  • なぜお地蔵さんがいたのか
  • なぜ宿で夜寝ようとしたとき、女性の霊が歩いていたのか

それに対する答えを聞いて、ぼくらは衝撃を受けました。

・なぜ霊感の強い「M君」が携帯を忘れたのか

→霊は霊感の強い「M君」がいることが分かっていた。さらにM君よりも霊感の強い「M君のお母さん」の存在も知っていた。だからM君がM君お母さんに連絡を取ってしまうと、「霊を消すための対処法」を取られてしまうため、自分の存在が消されてしまうことを恐れたから。「J君」の携帯を使ってM君のお母さんに電話をしても、M君のお母さんの声が聞き取りづらかったのは「霊が携帯電波を妨害していたから」だそう。

・なぜ清滝トンネルに向かう道を、宿に向かっていると勘違いしたのか

→典型的「霊に導かれているケース」だそう。

旅行者などに多く見られるケースで、地元民は「清滝トンネル」の存在を知っていたため、対処法もわかっている。(信号が赤なら大丈夫など)

そのため、飲食店は実際に閉店していないが、君たちにだけ「閉店しているように霊が細工していた」とのことです。

・なぜお地蔵さんがいたのか

→この事に関して、理由はわからないらしい。

実際に調べてみて欲しいのですが、グーグルアースで「清滝トンネル」と調べても、数百体のお地蔵さんの姿はでてきませんし、居る気配もありません。

ぼくたちにだけ見えたのは事実で、何を意味していたのかいまだに理解ができません。

・なぜ宿で夜寝ようとしたとき、女性の霊が歩いていたのか

→女性の霊が最初にとりついたのは、「肩が重いと言い始めたF君」です。

しかし、霊は女性、取りつかれたのは男性の「F君」なので、女性が男性にとりつくケースはまだ大丈夫な部類らしい。

しかしこれが、女性の霊が「女性のN子ちゃん」にとりついていた場合、N子ちゃんは「朝起きたら首をつって死んでしまっていた」とのこと。これを聞いたとき鳥肌が止まらなかった。

女性の霊が和室の外でずっと歩いていたのは、「N子ちゃんを殺すため、ずっと狙っていたから」だそう。

以上が清滝トンネルで実際に体験した出来事です。

清滝トンネルには行かないほうが良い

後々浜松で帰ってきたときにみんなで調べたのですが、清滝トンネルは「鉄道のために作られた」と言われていますが、もともと鉄道が作られる前は「戦争時の女性の処刑場」だったそうです。

つまりぼくたちは「戦争時に処刑された女性」に導かれ、その女性は「女性であるN子ちゃん」を狙っていたということ。

都市伝説や心霊スポットなど、遊び半分で行く人が多いですが、それはおすすめしません。

「本当に導かれた時」の体験をすると、身の毛もよだつほど恐ろしい気持ちになります。

清滝トンネルのお地蔵さんについて真実はわかりませんが、「女性の霊」がいることは間違いありません。

あなたもいつ導かれるかわからないので、旅行に行くときはくれぐれも気を付けて行ってらっしゃい。