【投稿者:ふうさん】
私は今から5年前に一度だけ非常に怖い体験をしました。
場所は徳島県の小松島市と徳島市にまたがる標高190メートル程度の山としてはとても規模の小さい山です。
その日、私は彼女とデートをしていました。
夜になりドライブをしていて日の峰山に夜景を見に行っていたときのことです。
12月の風が強い日でした。
日の峰山には夜景の見れる綺麗なテラスがありますが、人が多いので、私たちはそこからまだ上に神社があるところに車でいきました。
そこで夜景を見ていいムードになり時間も8時半を過ぎていたのでそろそろいいかなと思って帰ろうとしました。
神社からテラスまではあまり街頭がなく非常に暗くて車の灯だけが頼りです。
車を走らせて下っていたとき、1人歩いて登ってくる人がいました。
私はこんな12月の寒い真っ暗の時間によく歩いて登るなと感心しました。
そしてすれ違いかけたとき、その人は女性で髪が長くて顔がはっきり見えなかったですが真っ白の顔をしていました。
そして格好はミニスカートに普通のトレーナーでした。私は少し違和感があってルームミラーですれ違ってから見ていましたがあまり考えずにテラスに着いてそこからまた夜景をちょっと見ようと彼女にいいました。
寒いので車内で夜景を見ていたらなにか横に人影らしきものを感じてふと右を見たら木のはいしげったところをさっきすれ違った女性が一生懸命なにかを探していました。
私たちは一気に鳥肌がたってきてなにをしているんだろうと見ていたら段々とこちらに近づいてきました。そして次の瞬間私たちを見た顔が真っ白でまったく目鼻口がありませんでした。
よく怖い話に出てくる髪が長くてなんとも言えない気味のわるさでした。
私は凍りついてしまいましたが、我にかえり一気に車を走らせて山を降りてきました。
今まで生きてきた中であんなに怖い思いをしたのははじめてでした。
一体あの女性はあそこで何をしていたのか今でも気になってしまいます。
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