【投稿者:RisaHasegawaさん】
記憶に新しい『2012年人類滅亡説』。
TVでも特集が組まれたり、雑誌などでも取り扱われたりしました。
2012年に人類が滅亡するという予言をしたのが古代マヤ人です。
古代マヤ人の築いたマヤ文明は、アメリカ中央部からメキシコ周辺に紀元前3000年頃に発症し、実質2000年ほど存続したと言われています。
古代マヤ人は数学が得意で、極めて正確な歴を持っていました。
太陽が周期性を持って動いていることに気づき、365日を1年とするマヤ歴をヨーロッパ人が16世紀にグレゴリオ暦(現在の一般的な歴)を発明する10世紀以上前に確立していたのです。
そしてマヤ人は260日を1年とする特殊な歴も持っていました。
これは地球の周期からズレガ生じますが、「宇宙には1年が260日周期の星もあるのではないか?」とマヤ文明が宇宙人文明であるとの憶測もでました。
マヤ文明ではマヤの神話を記した『チラム・バラムの予言』という古文書が発見されています。
チラム・バラムとは大予言者に与えられる称号だそうです。このことから『チラム・バラムの予言』は古代の大予言書と考えられます。
マヤ歴に沿ってこの予言書を読み解いていくと、様々な事実が浮かび上がってきたのです!!
1776年 アメリカ合衆国の独立
1804年~1815年 ナポレオンの活躍・失脚
1939年 第2次世界大戦開始
1990年 湾岸戦争
紀元前の時代に後世の歴史的出来事を的中させているのです。
そしてマヤ歴が予言した人類滅亡の日と言われるのが『2012年12月22日』。
マヤ歴によれば人類の文明は紀元前3114年8月13日にスタートし、5125年後に終わるとしたのです。
マヤ歴の時間軸は次のように構成されます。
20キン(20日)=1ウィナル(1か月)
18ウィナル=1トゥン(1年)
20トゥン=1カトゥン(7200日)
20カトゥン=1バクトゥン(14万4000日)
13バクトゥン=約5125年
2012年12月22日は13バクトゥンという大きなサイクルの終わりの時です。
このことから『2012年人類滅亡説』が生まれたと言われています。
しかし事実はどうなのでしょうか?
実際に世界は2012年になっても滅亡しませんでした。
マヤ文明の解説者によれば、2012年は太陽の活動サイクルの大きな節目だったそうです。
太陽では11年に1度、極大期と呼ばれる大規模な爆発現象が起きます。
前回は2001年、その次が2012年だったそうです。
極大期と言っても実際には地球に暮らす人類には対して影響もないそうです。
マヤ暦で言う「13バクトゥン」が終わっても、また次の「13バクトゥン」がスタートするだけの話。
『2012年人類滅亡説』は終末論者が勝手に盛り上げたでたらめにすぎなかったようです。
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