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【怖い話】こっくりさんで憑かれた友人

【投稿者:夏樹さん】

これは私が小学生の時の話しです。
その頃の私は幽霊を信じていないけれど怖い話が好きな子供で、同じような友達A子と一緒に、こっくりさんを試してみることにしました。
こっくりさんをしたのは、私とA子が住んでいた町の山の方にある、とある小さな神社の境内です。
その神社の由来は知りませんが、昔から「ご神木の杉の木に何度も雷が落ちている」「丑の刻参りをする人が後を絶たない」といった噂があり、あまり人が寄りつかないので、こっくりさんをするにはピッタリだと思ったのです。

時間はお昼13時、季節は8月の真夏、境内の少し奥まったところでA子とこっくりさんをしたのですが、10円玉はピクリとも動きません。
15分くらいこっくりさんに呼びかけたのですが、何も起きないので、A子が「なんだ、やっぱりこっくりさんって嘘なんだ!」と言って、10円玉からパッと指を離してしまいました。
私は内心、「こっくりさんお帰り下さい」と呼び掛けて帰ってもらってからじゃないと、10円玉から指を離したらダメなんじゃなかったけ…、と心配になりました。
でも、何も起こらなかったこともあり、こっくりさんの道具をゴミ箱に捨ててA子と公園に行って遊んで、17時頃にそれぞれ家路につきました。

しかし、その日の夜19時頃、私の家にA子のお母さんから電話があり、「A子と何時くらいにどこで別れたか覚えてる?」と、聞かれました。
正直に「17時くらいに〇〇公園で別れた」と伝えると、「A子がまだ帰って来ない」と言われたのです。
近所の人だけではなく警察もA子を探したのですが、結局その日A子は見つかりませんでした。
私は怖くて、神社でこっくりさんをしたことは言えませんでした。

A子が帰ってきたのは、こっくりさんをしてから3日後です。
A子は、私とこっくりさんをしたことだけなぜか記憶から抜けていました。
どこへ行っていたのかという問いには、「ずっと森の中を歩いていた」と、答えたそうです。
A子はその後、まるで犬のように授業中に吠えたり、四つん這いで廊下を走りまわるようになりました。
そのうち、A子は「山に帰らないと怒られる」と言っては、夜中に1人で家を出て〇〇神社に行くようになったのです。
やがてA子は他県に引越しをすることになり、今でも精神病に入退院を繰り返している、と聞きます。

もしかしてA子はこっくりさんを途中でやめたことにより、何かが憑いてしまったのでしょうか。
それならば何故、私には何もないのでしょうか。
もしかすると、今後何か起こるのではないか、と、今でも怯えながら暮らしています。

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