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【妖怪】これって座敷わらし?この世のものとは思えない物体と遭遇した体験談

ちーすけ

皆さんこんばんは。
FM都市伝説の時間がやって参りました。
MCちーすけです。

先日美容院に行った時のこと。
お店で読める雑誌の中にオカルト情報誌「ムー」が置いてあり、美容師さんと幽霊の話で盛り上がりました。
美容師さんは「幽霊は全然怖くないんだけど、座敷童子だけは本当に無理!!」なんだそう。
色んな人がいるんですね〜わたしは座敷童子ってなんか可愛い、いたら友達になりたいな・・・と思ってしまいます。
その前に美容院でムーが読めることがまず謎ですよね。

お察しの通り、本日は座敷童子のお話・・・でもちょっと不気味なんです。
毎日過ごす自分の家にそんなん現れたらまあびっくりします・・・
ペンネーム「Honoririml」さんからの投稿です。
どうぞお聞きください。


【投稿者:ペンネームHonoririmlさん】

これは、私が小学二年生の時に実際に体験した話です。

私は、小さいころから霊感があり、時々幽霊を見ることがありました。
しかし、あんなにハッキリとした幽霊を見たのは、後にも先にもあの時だけでした。

当時私は、父と母と弟と私の家族4人で暮らしていました。
年が6つ離れていた弟とは仲が良く、家ではよく遊んだり、一緒にテレビを見たりしていました。
そのころ住んでいた家は、新築の一軒家でした。
2階建てで、まあまあの広さがあり、子供部屋もありました。
私は、2階に自分の部屋を持っていましたが、その部屋で眠ることはあまりありませんでした。

なぜなら、自分の部屋で一人で寝ていると、天井の上から足音のような音が聞こえてきて、とても不気味だったからです。

その日も、学校が終わって家に帰ってから、弟と遊んだり、おやつを食べたり、テレビを見たりしていました。
日も暮れて、夜になりました。
私は、自分の部屋に取りに行きたいオモチャがあり、階段を上がって自分の部屋へ向かいました。
普段から、階段や廊下の電気をつけない癖があり、その日も暗い階段を上って部屋へと行きました。
部屋に入り、おもちゃ箱の場所へ行こうとすると、暗い部屋に人影が見えました。

小さな男の子の背中で、窓の外を見ているようでした。
私は、その背中を弟のものだと思いました。
我が家に小さい男の子といえば、弟しかいませんから…。
それにしても不思議に思いました。
先ほどまで1階で遊んでいた弟が、なぜ私より早く2階へ上がり、私の部屋にいるのだろう?
そもそも、なぜ私の部屋にいるのだろう?と…。

私は、弟の名前を呼びました。しかし、返事もなく、振り返りもしません。
仕方なく、少し近づいてみました。
そして、「ここで何をしているの?」と聞きました。
しかし、返事も振り返りもしません。
なので、私は男の子の肩を叩こうとしました。
その時、弟らしき男の子が私の方を振り返りました。
忘れもしません。

その顔は弟とは全くの別人でした。

歯をむき出しに、凶暴な笑みを浮かべていました。
歯には銀の矯正器具が取り付けられており、目は見開かれて口だけが笑っているのです。

私は、恐ろしくて、恐ろしくて、部屋を飛び出して階段を急いで降りました。
すると、1階には弟がいて、部屋で見た男の子は紛れもなく弟ではないものだと確信しました。

それ以降、その男の子を部屋で見ることはありませんでした。
しかし、あの歯をニッとむき出しに笑う凶暴な男の子と顔が未だに忘れられません。


ちーすけ

いかがだったでしょうか。

ここでひとつ訂正させてください・・・
冒頭の私の「座敷童子と友達になりたい」発言・・・撤回します。

座敷童子は一般的にはおかっぱ頭の昔風の子供で見た人や現れた家に幸運をもたらすという認識だったのですが、中には今回のエピソードに出てくるような凶悪な風貌の座敷童子もいるんですね。
とてもじゃないけど友達になるのは難しそうです・・・
とは言え、座敷童子自体見たことが無いのでどんな姿であれ一度お目にかかりたいなんて思ってしまいます。

それでは、次回の都市伝説をお楽しみに。

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