【投稿者:峠の体験者さん】
今回は、不謹慎では、御座いますが、人がお亡くなりになる前に分かる『ある現象』について、お話をさせて頂きたく思います。
それでは、早速・・・
その現象が置き始めたは中学生の頃でした。
前作でお話しました、『入ってはいけない山』の話のしばらくしてからです。
中学生のくせに、夜中友達とこっそり家を抜け出し、学校の校庭や、夏は学校のプールなどで遊んでおりました・・・(お恥ずかしいですが・・・)。
メンバーはいつもの3名です。友達M、その弟T、そして私です。
やることは、大概が学校で遊ぶか近所をうろつく程度で、疲れたら談笑する、そんな感じでした。
ド田舎ですので、警察の巡回とかも無く、気兼ねなく昼も夜もうろちょろしておりました。
その日も一通り仲間と談笑が終わったので、そろそろ帰るか、ってな事で、例の兄弟と別れ、一人で歩いて自宅まで向かっておりました。
その時です!!!!
丁度バスケットボールくらいの大きさの、中心が水色と青が混ざった色で、周りが白く発光しているもの(以下、球体)が目の前3mくらいに現れました!
『うわっ』という声も出ませんで、しばらく凝視していたのを覚えております。
そうすると、その球体はふわふわとある家に入っていきました。
気味が悪かったので走って自宅にダッシュし、自宅に到着すると布団を顔までかぶり横になりました。(あまりに怖かったもので。。)
翌日・・・・・その球体の入った家の前に、告別式の看板が御座いました。
ド田舎なので高齢者率が非常に高く、両親曰く、昨晩亡くなったとの事でした。
両親に
『そういえば、昨日の夜中、変な球体が、〇〇さんの家に入っていった』
というと、すごい剣幕で父に
『縁起でもない事をいうな! おまえ!夜中出歩いているのか?』
とこっ酷く怒られた記憶があります。
それからも、懲りずに、夜中抜け出しては遊んでいたのですが、その球体を何回か見るうちに、母に
『あそこの家、誰か亡くなるかも?』
というと、母は信じてくれて、
『そう・・・・。また例の球体が見えたの?』
と信頼してくれるようになり、翌日には、恐ろしい事に、告別式の看板がその球体の入って行った家に設置されている、という、事が定期的に続いたのです・・・。
ある日を境にその球体は、見なくなりましたが、それが『魂』というものなのではないかと、今では思っております。
今回は短いですが、以上になります。
最後まで、ご拝読頂きましてありがとう御座います。
追伸:元々、母方の家柄が、今でいう『拝み屋の様な事』を家業としていた様なので、もしかしたら、その様な不可思議な体験が私にも多いのかな? と今では思っております。