【投稿者:れんさん】
私が高校2年生の時の体験です。
ある日、クラスの仲が良い男の子のAくんが、
「こっくりさんって本当にいるのかな?本当に10円が動くか検証しようぜ!」
と言いました。
すると、Bくんが
「どうせやるなら霊感強い人何人か誘ってやらない?そしたら見えたり感じたりするかもしれないだろ?」
と言い始め、私たちはあまり信じては居なかったので大賛成で話を進めていきました。
放課後人が居ない教室でやることが決定し、授業で授業で余った画用紙にサイトで調べた通りの完璧に書き写しました。メンバーは私とAくん、そして霊感が強いB、C、Dくんの5人で始めることになりました。夕方17時頃の人気が無いタイミングを見て始めたのたのですが、凄く気味が悪かったのを覚えてます。
皆が席に着き、10円に指を添えたタイミングでAくんが、
「こっくりさん、こっくりさん・・・」
とサイトの記載通りにこっくりさんを呼ぶ呪文を唱え始めました。
なかなか動かず皆諦め半分になった時微かに10円が動き始めました。
皆誰が動かしているんだよと笑いながな言い合いましたが、段々と誰も動かしてないことに気がつき始め動揺していました。
折角だからと「●●が好きな女の子は?将来のお嫁さんはどんな人?」とそれそれが思い思いに質問しました。
こっくりさんの回答は少し当たってる感じがして、みんなテンション上がって楽しんでました。
霊感が強いCくんが、
「僕の就職先はどこですか?また、どこに就職すれば安定しますか?」
と真剣に質問をしました。コインはなかなか動かず、皆は「こっくりさん困らせるなよw」と言いながら回答を少しの間待つことにしました。すると微かにコインが動き始め、
「お」に止まったため、
「大分か!遠くに就職するんやなw」
なんて飯言いながらまたしばらく待っていました。
すると「ま」続き、
「もしかして海外?!」
と騒ぎながら待っていると「え」に止まり、さっきよりも早いスピードで「さ、え、い、な、け、れ、ば、い、い、の、に」と動き、皆は恐怖のあまりしばらく言葉が発せませんでした。
…
……
「こっくりさんお帰りください」
と誰かが言いました。
そして、早々にこっくりさんに帰ってもらう儀式を行いその場はおひらきとなりました。
全員の顔が青ざめていたのを今でも鮮明に覚えています。
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