私達が毎日の生活で食べている野菜。欠かすことのできない食材ですよね。
スーパーに並んだ色とりどりの野菜を買って食べることも多いと思いますが、そういった農作物にはとある噂があることをご存知でしょうか？
私達は知らずのうちに、遺伝子組み換え作物といった『操作された農作物』を食べていると言われています。私達が普段食べている野菜は、遺伝子組み換えにより味や形が良い性質を持たされた種から育てたものなのだそうです。
そして、遺伝子組み換え作物には発がん性やアレルギーの誘発といった様々な人体への影響があると言われています。
実は、それらは世界を牛耳る支配者層による人口削減計画のために意図的に仕組まれているという噂も囁かれているのです。人口調整を行い支配者層により権力が集まる世界を作ることが目的なのだとか……。
既に私達は知らないところで、支配が始まっているのでしょうか？ 今回は、身近な「食」の裏に隠された陰謀について、探っていきたいと思います。
仕組まれた農作物の種
一世代しか育たない悪魔の種
多くの人が、スーパー等の店舗で野菜を買った経験があると思います。色や形も良く、大きさも均等で味も美味しい野菜が当たり前のように並んでいますよね。
そういった野菜を食べることができるのは非常にありがたいことですが、何か疑問に感じませんか？
なぜ、こんなにも高品質な野菜ばかりが流通しているのか……不思議に思うことはないでしょうか。
見た目も綺麗で味も良い野菜を厳選しているからという理由もあるのかもしれませんが、気になる説があります。それは、高品質な野菜が収穫できるように遺伝子組み換えがなされているというものです。
そういった操作された種が野菜農家の間で幅広く流通しており、そこから生まれた農作物を私達が食べているという訳です。
この種は「F1種」という種類であり、農家の間で別名「悪魔の種」と呼ばれているそうです。この種の特徴は、病気に強く育てやすく、味や大きさも均一に良い…そして一世代しか育たず、子孫を残せません。
普通、野菜をはじめとする植物は、種をまいてそれが育って花になって実を付けて種を残し、そのように次の世代へ命を繋げます。このような植物が持つ性質や形といった形質が代々受け継がれた種は「固定種」と言います。固定された地域の気候や風土に適応しているのが特徴であり、形状や収穫時期にはばらつきがあります。
対して、悪魔の種とも呼ばれる「F1種」。
優性と劣性の品種を交配して採種した種には、必ず優性の形質を持った種ができる、メンデルの優劣の法則を利用して生まれた種です。学校の理科の授業で習った法則ですよね。異なる優れた遺伝子を持つ親同士を掛け合わせて、良いところを兼ね備えてF1種は誕生します。
しかし、優秀である一方で一世代しか育たないというデメリットもあるという訳です。
一代限りしか育たないために、毎年農家は悪魔の種を購入する必要があります。そんな種を買わなければ良いじゃないかとも思います。しかし、消費者に買ってもらえるような高品質の野菜を生産するためにも、農家もこの種を使わざるを得ないのだそうです。
農業を支配する穀物メジャー
この悪魔の種が流通している背景には穀物メジャーが関わっていると言われています。
穀物メジャーとは、大豆やトウモロコシ、小麦といった穀物の国際的な流通に大きな影響を持つ商社群のことです。つまりは、農作物関係の種の流通させている企業という訳です。
悪魔の種は、そういった穀物メジャーが売りつけていると噂されているのです。農家を穀物メジャーの種に依存させて、結果的に種子や肥料、農薬を買わざるを得ない状況にしているそうです。
こうすることで、穀物メジャーが種子関係の流通の多くを独占し、多額の利益を得ることができます。
そして、悪魔の種の流通に関わっていると噂されている企業の1つが、アメリカに本社を置くカーギルという穀物メジャーです。
カーギルは世界的に有名な穀物メジャーであり、穀物の他に精肉や製塩等の食品全般及び金融商品や工業品、金融、電気、ガスと幅広く事業を展開しています。
さらに、悪魔の種との関わりが特に強いと言われている企業が、アメリカの多国籍企業であったモンサントです。こちらは、除草剤や殺虫剤、植物の種子を製造販売するというアグリビジネスを展開する企業になります。
多国籍企業だけあって、日本を含む世界各国で知られていますが、有名なのは遺伝子組み換え作物とラウンドアップという除草剤です。
モンサントはこれまで、遺伝子組み換え作物の研究のために、多くの種苗会社や新たな遺伝子組換え品種や技術を開発した企業を吸収しています。また、上記のカーギル社と組み、遺伝子組み換え作物の販売拡大を行ってきました。
ちなみに、モンサント社の遺伝子組み換え作物の研究について、研究費等でロックフェラー財団の援助を受けていました。ロックフェラーといえば、都市伝説や陰謀論によく登場する世界を裏から牛耳る支配者として有名ですよね。なぜ、ロックフェラーが関わっているのか、何だか気になってしまいます。
このモンサント社、販売展開の点から批判されることも少なくはありません。開発した悪魔の種を販売する際に、「収穫物から採取した種を使わずに、モンサント社から毎年種を買い続ける」といった契約を農家と結ぶことが多いそうです。実際、契約に違反した農家に対して、多くの訴訟を起こしたこともあります。
また、先程少し登場した除草剤のラウンドアップ。これは1970年にモンサントが開発した除草剤であり、現在も販売されています。
ラウンドアップの主成分であるグリホサートは非選択性除草剤と言い、農作物も雑草も無差別に枯らしてしまいます。
この性質により問題視されているのが、耐性雑草の増加です。過剰散布により、世界中で多くの雑草がラウンドアップに耐性を持つように進化しています。
生態系が破壊される影響がある他、耐性を持った雑草を除去できるような、ラウンドアップより強い毒性を持つ除草剤が必要となるといった影響があります。
モンサントがある意味凄いと言えるのが、遺伝子操作によりラウンドアップに耐性を持たせた遺伝子組み換え作物の種子を、ラウンドアップとセットで販売していることです。
この種子は、ラウンドアップレディーと言われ、大豆やトウモロコシ等が存在します。この販売方法により、多くの利益を確実に得ることができますよね。正に、農業を支配しているといっても過言では無いでしょう。
ちなみに、モンサントは2018年6月にドイツに本部を置く化学工業及び製薬会社であるバイエルにより買収・吸収がなされ、企業名は消滅しています。しかし、現在も製品は製造販売されており、また遺伝子組み換え作物や除草剤への批判から「モンサント」という名称は人々の記憶から消えることはないようです。
食による人口削減計画
遺伝子組み換え作物はなぜ危険？
スーパー等で売っている食品やお菓子のパッケージに「遺伝子組み換え○○を使用していません」「大豆（遺伝子組み換えでない）」といった表示がされていますよね。よく、遺伝子組み換え食品は身体に良くないと聞きますが、なぜ良くないのか知っていますか？
そもそも遺伝子組み換えとは、作物等に対し、他の生物の細胞から抽出した遺伝子を組み換えることで新たな性質を持たせることです。
栄養素が高い性質や除草剤に強い性質等を抽出して掛け合わせ、作物の新しい特性として加えます。除草剤で枯れないようになった大豆やトウモロコシは、遺伝子組み換え作物として知られています。
より効率的に生産されることが求められる世の中において、大量生産が可能である遺伝子組み換え作物は無くてはならない存在になっています。
2011年には1億6,000万ヘクタールだった遺伝子組み換え作物作付面積は、2016年には1億8,510万ヘクタール（5年で約1.5倍）に拡大しているそうです。
日本の場合、厚生労働省は遺伝子組み換え作物を「安全」と謳っており、アメリカは「遺伝子組換えでないものと変わらない」としています。
しかし、遺伝子組み換え作物の危険性について警鐘も鳴らされており、反対運動が起こる位です。発がん性がある、アレルギーを引き起こすと言った、体への害があるのではないかと言われています。
実は、遺伝子組み換え作物の安全性に関してはまだ不明な点が多いのだそうです。また、遺伝子組み換え作物植物がそうでない植物と交配することによる植物の性質の変化や生態系の変化等の環境への影響も懸念されています。
表示を見てそうでない作物が使われた食品を選んで気を付けている方もいるかと思います。
しかし、「遺伝子組み換えでない」と書かれているのは納豆や豆腐等の一部の食品だけです。
詳しく説明すると、まず、日本では、大豆等の8つの作物のみ遺伝子組み換え作物の販売・流通が認められています。そして、消費者庁の「遺伝子組換え食品表示制度」において、これらを原料とする食品や飼料の内、表示が義務付けられているのが33種類の食品のみとされているのです。例えば、大豆の加工食品でも納豆、豆腐、味噌には表示義務がありますが、しょうゆは表示義務は無いということです。
私達は、知らずのうちに表示されていない遺伝子組み換え食品を食べている可能性もあるのです。有名な飲食チェーンのメニューにも、遺伝子組み換え食品が実は使われている…なんていう噂も存在します。（と言いますか、安さをウリにしているチェーン店系列のお店は、原材料の殆どがコスト面で有利な遺伝子組み換え食品ではないか、とも言われているくらいです）
また、遺伝子組み換え作物が飼料として活用され、それを食べた鳥や豚等の肉を食べる可能性もあります。飼料の情報はパッケージなどに表示されず、畜産物は隠れた遺伝子組み換え食品とも言えるそうです。
人口削減のために操作された作物
危険性があると言われている遺伝子組み換え作物。想像している以上に、私達の暮らしの中に入り込んでいるように感じます。
実は、遺伝子組み換え作物の利用拡大は、人口削減計画の一環であると噂されています。人口削減計画は、世界を裏で牛耳っている支配者層が進めていると言われている陰謀論の1つです。
食料や資源確保のため増えすぎた世界の人口を削減する、人口調整を行い支配者層により権力が集まる世界を作る…といった目的があると言われています。
先程、悪魔の種や遺伝子組み換え作物といった商品を製造販売しているとモンサント社。この企業の遺伝子組み換え作物の研究に関して、ロックフェラー財団から研究費の支援があった説明したと思います。
ロックフェラーと言えば、強い権力を持ち、世界を裏で牛耳るとも言われる一族であり、多くの陰謀論が唱えられています。そして、ロックフェラーが人口削減計画を推進するために、モンサント社に出資しているのではないか…という噂も存在しているのです。
また、遺伝子組み換え作物には、発がん性がある、アレルギーを引き起こすと言った人体への影響があり、安全性が確かではないとお伝えしました。それらは、一般的に言われている遺伝子組み換え食品の危険性ですが、他にも人体への影響があると言われています。
それは生殖機能への影響です。子供をできにくくする…つまりは不妊にするというものです。近年、子供を授かることができず、不妊治療を受ける方が多くなっていますよね。生活形態の変化やストレス社会の影響で不妊が増えているのではないかとも言われています。
しかし、実は遺伝子組み換え作物に不妊にする性質が組み込まれていて、人々がそれらを日常生活の中で食していることが真の原因ではないかという噂もあります。
また近年、男性の精子の数が減っている、質が悪くなっている傾向があるというニュースを聞いたことはありますか？遺伝子組み換え作物によって、男性の精子にダメージが与えられて、受精しにくくしているという話もあるのです。
発がん性やアレルギー誘発、そして不妊。不健康な状態にして、寿命を縮め、子供を生まれにくくする…どれも人口削減計画を推進する効果があるように感じます。
これらの人体への影響を与える性質はたまたまではなく、人口削減計画のために意図的に遺伝子組み換え作物に組み込まれたと噂されています。ぞっとする話ですよね。
ちなみに、遺伝子組み換え作物が登場したのは1980年代。日本で食べられるようになったのは1996年からです。もうだいぶ昔から、私達の日常生活に遺伝子組み換え作物が溶け込んでいることがわかります。
日本において不妊が多くなっている他に、がんになる方やアレルギー体質の子供の増加といったニュースも聞きますよね。こういった状況からも、人口削減計画は私達の知らない内に、着実に進んでいるのではないかと感じてしまいます。
北極の種子バンク
遺伝子組み換え作物は既に世界中に広まっていますが、もともと存在する原種を保存している種子バンクが存在します。それは、「スヴァールバル世界種子貯蔵庫」という名称で、別名「現代版ノアの箱舟」とも呼ばれています。
この貯蔵庫は北極のノルウェー領スヴァールバル諸島のスピッツベルゲン島にあり、2008年から運営されています。
このプロジェクトには、ノルウェー政府とマイクロソフトの創業者として知られるビル・ゲイツが関わっています。また、ビル・ゲイツが妻と共に運営する慈善基金団体「ビル＆メリンダ・ゲイツ財団」から資金面での協力も行われているそうです。
この貯蔵庫は、農作物の種子を保存するための貯蔵庫であり、300万種以上を保存できる能力があります。
こんなにも多くの種を保管する目的は、今後起こるかもしれない大規模で深刻な気候変動や自然災害、（植物の）病気の蔓延、核戦争等に備えて農作物種の絶滅を防ぐことです。
2030年頃に地球には氷河期が訪れると噂されていますが、そういった地球規模の危機を見据えてのプロジェクトになります。
ここまで聞くと未来のために動き出している印象を受けますが、1つ怖い噂があります。それは、支配者層による原種の独占です。
いざ、地球規模の危機が訪れて多くの農作物種が絶滅してしまった時、当然人々は食糧不足に陥りますよね。そうなった時こそ、この種子バンクの出番ですが、世界中の全ての人が恩恵を受けられるとも限りません。
一部の支配者層が種を独占して他の人々には行き届かないようになる、あるいは支配者層が種を高く売って人々から富を搾り取ろうとするのではないかと言われているのです。
そうなった場合、種の恩恵を受けられず飢え死にする人も出て来ると考えられます。実はそれが狙いであり、権力や金のある者が生き残り、支配力をより強める世界を作り出そうとしているのではないかと言うのです。
限られた種を使って、手に入れられない弱者は排除する…人口調整が行われるという訳です。
ちなみに、種子バンクに関わるビル・ゲイツは支配者層の人間の1人だと言われています。未来のためのプロジェクトは、始めから仕組まれた人類削減計画の一環なのかもしれませんね。
最後に
私達が普段何気なく食べているたくさんの農作物。その多くが遺伝子組み換えをされた「悪魔の種」から育ったものだと言われています。そして、穀物メジャーの支配によって悪魔の種による作物の生産が世界中で進んでいるそうです。
遺伝子組み換え作物は味や見た目が良く、大量生産がしやすいという利点もあります。しかし安全性が疑問視されており、発がん性やアレルギーの誘発、不妊といった人体への影響のあるのではないかと噂もあるのです。
そして、こうした特徴を持った遺伝子組み換え作物が世界中で広まる背景には、世界を牛耳る支配者層による人口削減計画の推進があるのではないかと言われています。意図的に人体に影響を与える遺伝子組み換え作物を作り出し、それを広めて世界中の人間に食べさせることで人口調整を行うという訳です。食事とは人間にとって欠かせないものです。普段から食べるものを利用して計画を進めているのだと聞くと、ぞっとしてしまいます。
遺伝子組み換え作物は私達が日常的に口に入れる食品に使われている現状です。どんなに避けようと思っても知らない内に取り入れている可能性があると言われています。既に食による支配の魔の手は、私達の身近なところまで迫って来ているのかもしれません。
